羞恥心ってなんですか!?お酒恐ろしや~|体験談
飲みの席やデートなどで巻き起こしたお酒にまつわる笑える失敗談を紹介しています。
気分はウキウキ!!
私は53歳の女性で、仕事はフリーランスをしています。
看護師をしている時の今から10年くらい前の話になります。
病院の先生主催で、フグを食べに連れて行ってくれました。
病院からお店までバスが出て、ちょっとお気に入りの先生だったこともあり、気分はウキウキでした。
フグ屋さんの和室を貸し切り、30人位の人数での飲み会となりました。主催の先生は仕事の為に遅れてきました。
普段は運転しないといけないので、あまりお酒は飲みませんが、ちょっとお気に入りの先生主催で、バスを出してくれたこともあり、少し飲んじゃえと思い酎ハイを飲んでいました。
先生が来られる頃にはすっかり出来上がっていました。
あれ?最初は恥ずかしかったのに
フグの唐揚げが美味しくて、バリバリ食べていたら、いつの間にか前歯の差し歯が半分なくなっていました。
友人に指摘され鏡を見ると、綺麗に半分の差し歯がなくなっていました。
酔っていることもあり、どうやらふぐと一緒に食べてしまっているようでした。
その時は恥ずかしくて口を隠していました。
フグの唐揚げが美味しくて、またバリバリ食べていたら、いつの間にか、差し歯の芯だけ残って、差し歯の白い部分はすっかりなくなっていました。
お酒がまわると羞恥心もなくなります。
友人に「見せて!」
と言われると、にこーっと見せてお笑いの歯抜けのばあさんになっていました。
羞恥心もすっかりなくなった私は、主催者の先生に御礼を言いにいきました。
先生は驚くほどの毒舌です。
仕事の時は聞き流していましたが、酔っている勢いで先生を叩いていました。
何を話したのかは全く覚えていませんが、周りの友人が、先生を叩いてはいけません。と注意をされたのを覚えています。
「歯の治療費は、私が出します」
と言われて、テンションもあがりましたが、先生の指定する病院ならという内容ははっきり覚えています。
頭もふらふらして、先生にもたれかかったりしていました。
そこそこ人気の先生だったので、酔っていながらも嫉妬の目を感じたように思います。
帰りは、先生の車で一緒に帰りますという私に先生は、トランクになら乗せてもいいですとの毒舌を吐き、柱にしがみつく私の手を周りの同僚にはがされ、泣く泣くバスで帰りました。
酎ハイ7杯は飲んだかと思われます。
後日病院で、飲み会参加していない人から、歯の心配をされつつも、私を見ると鼻で笑われ、大変恥ずかしい思いをしました。
先生に会うのもとっても恥ずかしく、御礼を言うのに大変勇気がいりました。
歯は、近隣の病院で治療しました。
先生の指定病院ではなかったので、治療費ももらえませんでした。
職場では、私の話題で持ちきりになりました。
普段飲まないお酒、酔うのが楽しい時は気をつけろ!
この日以来、お酒には気を付けています。
普段飲み慣れてないと、悪酔いすることもわかりました。
翌日二日酔いで苦しい思いもしました。お酒、恐るべしです。