【ジャパニーズウイスキー】定義の取り決めは転売や偽物に対抗するため?
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
相変わらず、ジャパニーズウイスキーは人気で、長期熟成のモノは入手困難です。
そんな中、ウイスキーファンでもないのに転売目的でウイスキーを買い占めたり、海外の原酒なのに”ジャパニーズウイスキー”と偽って輸入する業者も現れたりしているようで、、、。
「このままでは、これまで築いてきたジャパニーズウイスキーの信用に傷がつく」
ということで、
ジャパニーズウイスキーの定義
が初めて取り決められました。
てか、
「今さら!?」
「初めてなん??」
と、正直思いましたが、、、。
ジャパニーズウイスキー、その定義の内容は??
2021年2月、日本洋酒酒造組合は「ジャパニーズウイスキー」の定義を初めて取り決めました。
そして、2021年4月から運用されています。
ジャパニーズウイスキー、その定義の内容はこんな感じです。
・原料は麦芽を、水は日本国内のものを使用すること
・国内の蒸留所で蒸留すること
・原酒は700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること
・日本国内で瓶詰めすること
この定義により、ジャパニーズウイスキーと名乗れなくなるブランドが出てくるようですが、仕方ありません。
明確に定義しないと転売目的や偽物を平気で販売する輩によって「ジャパニーズウイスキー」のブランド価値が下がってしまいます。
それにしてもジャパニーズウイスキーがしっかり定義されたのは、
「初めて」
だったんですね~。
てか、遅くない??
ジャパニーズウイスキー、海外で人気の理由
ジャパニーズウイスキーが原酒不足により入手困難におちいったのは、海外での需要が爆発的に伸びたからです。
(ジャパニーズウイスキーの定義が今頃になったのは、これまでは日本国内だけで消費されていたからかもしれない)
海外で人気の理由は、当然味わいの良さでしょう。
そしてそれと同じくらい重要なこととしてそのウイスキーが、メイドインジャパンだからです。
ものづくりの国としてこれまで幾多の産業、商品でメイドインジャパンが世界を席巻しました。
そう、
メイドインジャパンの信頼感
これが、海外での人気のつながっていったのでは?と思います。
ジャパニーズウイスキーが海外で人気な理由は他にもいくつかあります。
詳しくはこちら⇩⇩⇩
長期熟成のウイスキーが入手困難な状態はもうしばらくは続きそうですね。
ウイスキーはそもそも数年から数十年熟成するものです。
ひたすら待つしかないわけですが、、。
とはいえ、こういった事態になりメーカー側も消費者に少しでも早く届けたいと何らかの設備投資はしているはずです。
そのおかげで、将来的には長期熟成のウイスキーが今よりもずいぶんと手ごろな価格で楽しめるようになるかもしれません。
全世界でジャパニーズウイスキーが飲まれているわけだし、未来は明るいと思いますが、、、
チャンネルはそのままで。