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【二日酔いで仕事を休む】乗り切る方法➁|体験談から学ぶ

二日酔いで仕事を休んだことのある人、案外多いようです。

そこで今回は体験談をもとに二日酔い対策やそういった状況におちいった時の対処法などを考えてみました。



体験談:主役だけど立場は下


まずは50代女性の事務職の方の社会人1年生の時の体験談から

私は50代女性で、事務職をしています。

失敗をしてしまったのは、20代の時でした。

社会人1年生、就職先の会社が新人歓迎会をしてくれたのです。

それまでは、大学生の時からビールなどを飲んでいたのでお酒に関しては飲めないことはありませんでした。

そのため、その時もなんとか飲めるという、軽い気持ちで参加をすることにしました。


しかしちょっと緊張していたところもあるんですね。

それはなんといっても、自分を含めた新入社員が主役の会とはいえ、立場として一番下ということからです。

私の他にも新人として、7人がその部署でいました。

そのため、緊張したりその新人と話す時にはリラックスしたりと、ちょっと忙しくなっていたのです。


そんな時、新人ということでいろいろな人からお酒を勧められました。

その時、勧められたのはなんと日本酒です。

もともと日本酒はそんなに飲めなかったのすが、すすめてくれるのに断ることもできず、飲んでしまったのです。

そしてその歓迎会の途中で、やっぱり気分が悪くなってしまいました。

しかし帰りたいということを言い出せないのです。

しかし立つこともできないぐらい酔っ払ってしまった私は、これが限界とおもいやっとの思いで立ちました。

その時、思いっきりひっくり返ってしまったのです。

薄らぐ意識の中、タクシーで同じ新人の人と一緒に帰ったのでした。


朝になり、前の日のことを思い出していました。

恥ずかしい思いでいっぱいです。

今日はどんな顔をして出勤をすればいいのかとおもって、ベッドから立ち上がろうとしました。

ところが足が立ちません。

そしてその場で頭がガンガンして、寝てしまいました。

その時にこれは二日酔いかと思ったりしたのです。

無理をしても立ち上がろうとしたのですが吐き気もあり、歩くことができないのです。

水をやっとのおもいで飲んだのですが、その後に気分が悪くなり寝込んでしまいました。

さすがに出勤することは無理と判断して、電話をすることにしたのです。

しかしその理由を必死で考えました。

どうしようとおもい、風邪をひいたことにして休むことに。

多分気づかれるだろうとおもいつつも、思い切って電話をしたのです。

すると上司は、

「わかった」

と返事をして

「お大事」

にと言ってくれたのです。

その言葉をきいて、自責の念を抱えたままそのまま寝てしまいました。


気づいた時はお昼です。

その時点で立ち上がろうとしたのですが、やっぱり無理でした。

頭が痛すぎて立ち上がることができないのです。

その時に、絶対今後お酒は飲まないと、ベッドの中で反省していました。

二度とこんな辛い思いをしたくないと思ったのです。


その後は、飲み会の時は自分のペースで飲むことにしています。

日本酒を勧められる時は、飲んだ振りをして飲んでいません。

ビールも飲みすぎてしまうと、その後に二日酔いになることを恐れて、あまり飲まないことにしています。

そして思いっきり飲むのは、翌日が仕事でない時ですね。

翌日が仕事の時は、お酒を飲まない、もしくは少しにすることに決めました。


後から二日酔いのことを思い出すと、多分急性アルコール中毒になっていたかも知れないと思うこともあります。

立つこともできなかったし、脱水になるほど吐き気がひどかったです。

仕事を休んだ次の人はなんとか大丈夫でしたが、体のだるさはその後もありました。

その辛い思いを二度としたくないのです。

しかしそんな辛い思いをしたにもかかわらず、その後も何度も二日酔いになっています。

しかしそれは翌日に仕事ではないので、そのことはきちんと理解して飲んでいるのです。


なぜ二日酔いになったのか


この話をまとめると、、

➀主役は自分達、立場は下というお酒をすすめられれば断れない状況だった。

➁飲みなれていない苦手な日本酒を飲んだ。

➂気持ち的に緊張したりリラックスしたりと忙しくしていた。


主役は自分達、立場は下、すすめられると断れない状況です。

加えていろんなお酒をすすめてくる。

すすめてくる上司は、

「こんなおいしいお酒はまだ飲んだことがないだろう」

的なのりで良かれと思っている。

否が応でも許容範囲を超えてしまいます。


日本酒は飲みなれていないと酔いのまわりが早く、場合によっては足腰にきます。

この方も立ち上がろうとして思いっきりひっくり返ったようです。

その人の体質によりますが、一般的に日本酒やワインなどの醸造酒の方がウイスキーや焼酎などの蒸留酒よりも酔っ払ってしまうようです。

アルコール度数は醸造酒の方が低いのですが、、。


緊張したり、リラックスしたりと忙しくしていたとあります。

これも二日酔いになった一因でしょう。

個人的には飲みの場の状況も酔い方にかなり影響してくると考えていますが、これならいっそうのことずっと緊張している状況の方がどこかのタイミングで歯止めがかかっていたかもしれません。


仕事を休む際の理由


正直に、

「二日酔いのため体調不良で、、、」

とはなかなか言えません。

この方も必死で考えた結果、風邪をひいたというふうにしました。一番無難でこういう状況の時には一番用いられる理由です。

体験談の上司の人は「分かった」、「お大事に」と言ってはくれたようです。

気になるのは会社の飲み会で泥酔した姿をさらした次の日だということです。

少しくらいは「二日酔いなんじゃない?」と思われたかもしれません。

でもどうあれ休めたのでオッケーでしょう。

この方は「自責の念を抱え」たようですが、二日酔いのそういう状態では仕事になりません。

賢明な判断だと思います。

確かに二日酔いで仕事を休むなんて罪悪感が生まれるしよくないと思いがちですが、どうあれこれ思いを巡らそうとも体は体調不良を訴えています。

休めるのならば休んだ方がいいでしょう。

あくまでも個人的な意見です。


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二日酔い対策


二日酔い対策としては主に3つです。

・適量を守る

・食べながら飲む

・お酒以外の水分をこまめにとる


適量を守る


自分の適量を把握し、その範囲内におさめれば二日酔いになることはありません。

まぁこれがなかなか難しいのですが、、、

適量は一人一人違います。

まずは自分の適量がどれくらいなのかしっかり把握しておきましょう。



食べながら飲む


カラ飲みはよくありません。

胃がからっぽの状態でお酒を飲むと胃はただ通過するだけですぐさま小腸から体内へ吸収されてしまいます。

一気にアルコールが来るもんだから体はその分解が追い付かなくなります。

なので、早く酔ってしまったり、結果二日酔いになったりするのです。

胃の中に食べ物があるとアルコールはいったん胃にとどまり、体への吸収はゆっくりになります。

アルコールの分解、排出も順次スムーズに行われます。

ポイントはアルコールの胃での滞在時間を長くすることです。

そのためには食べながら飲むとよいでしょう。

お酒以外の水分をこまめにとる


お酒は水分ですが、水分補給にはなりません。

利尿作用、発汗作用があるからです。

よってお酒を飲み過ぎると脱水症状になる恐れがあります。

頭痛がするとか気分が悪いなどの症状はお酒を飲み過ぎたことによる脱水症状の症状という場合があります。

それを避けるためにも、

必ずチェイサーをつける、

合間にソフトドリンクを飲むなど、

こまめに水分補給をしていきましょう。




二日酔いになってしまったら


二日酔いで頭が痛いのはアルコールを分解、排出するためにより多く酸素を取り入れようと血管が膨張し、そのせいで周りの神経を圧迫するために起こります。

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があり、二日酔いなどで頭が痛い場合有効という話もありますが、、、

普段コーヒーは好きでよく飲んでいますが、二日酔いの最中いくら頭が痛いからと言って飲もうという気にはなりません。

あなたはどうですか?

二日酔いになってしまった時の対処法はやはり安静にすることです。



お酒は有害物質でありそれによって様々な不快な症状が起こりますがこれは体的には緊急事態であるということです。

そしてこの有害物質を体外に排出するためには避けては通れないものなのです。

安静にするのが一番、仕事は休めるのなら休んだ方がいいと個人的には思います。



まとめ:自らレッテルを貼ろう


この方はこの経験以降自分のペースで飲む、次の日が仕事なら飲まない、あるいは量をひかえるといったことを心掛けているようです。

大変素晴らしいと思います。

二日酔いで仕事を休んでしまったことが教訓となり、それ以降のアルコールライフに生きています。

結果休んでよかったんじゃないかと思います。

あと体験談の中に帰りたいと思ったが言い出せなかったとあります。

なかなか難しいかもですが、言っちゃっていいと思います。

最初ならなおさらです。

「私、これぐらいが限界です」

「私これぐらいしか飲めません」

「私一滴も飲めません」

というレッテルを自ら貼りましょう。

そうすると後々楽だと思います。





管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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