内緒にしていたアルバイトがばれちゃいました|体験談
飲み会やデートなどで巻き起こしたお酒にまつわる笑える失敗談を紹介しています!
大学祭の打ち上げにて
21歳の大学3年生です。
大学では、テニスのサークルに所属しており、メンバーは大学1年から4年生までの男女混合で、総勢30人弱でした。
春に大学祭があり、サークルでは、大学祭で模擬店を出店し、多くの売上を得ることができました。そのサークルメンバー20人程度で、大学祭の打ち上げをしに、居酒屋に行きました。
大学祭の日は、とてもお店が盛況であったこと、そして、とても天気がよく、陽射しをたっぷり浴びたこともあって、結構みんな疲れていました。
居酒屋では、酎ハイを飲んでいましたが、食事をしながら、全員が2~3杯飲んだところで、2時間の時間制限になり、お店を出ました。
そこで帰宅する人もいたのですが、あこがれの先輩も二軒目にいく、ということで、私も一緒に行くことにしました。
このときの私は、酎ハイを2杯飲んでいましたが、軽く酔いを自覚していたものの、まだまだ大丈夫の状態でした。
二軒目は、10人弱で、先輩の通っていたショットバーに行きました。
ショットバーでは、モスコーミュールを2杯飲んだのではないか、と思います。
実は今一つ記憶はあいまいで、よく覚えていないのですが。
で、時間も時間になり、帰ろうという頃には、私はすっかり出来上がっていました。
先輩がいたので、テンションが高かったようで、話すわ話すわ、の状態でした。
さすがに一人では帰宅させられない、と考えたようで、複数名で、方面を合わせて、タクシーで帰宅することになりました。
やらかしてしまったのは、その車内です。
車内に響く変わった”いらっしゃいませ~”の声
そこで、何を思ったのか、自分でもさっぱりわからないのですが、アルバイトをしている先での、接客の言葉をずっと口にしていたようです。
自分でも、かすかに記憶はあります。
そのアルバイトというのは、カスリの上下を着て、三角巾をかぶり、大きな声で、独特の言い回しで、いらっしゃい、といったり、注文を復唱したりするような、うどんやおにぎりを扱う飲食店での接客でした。
飲食店で、アルバイトをしていることは、サークルメンバーの複数名は知っていたと思いますが、まさか、その飲食店が地元で、変な恰好、変な言葉で接客をすることで知られているお店だったとは、誰も知らなかったはずです。
しかもこともあろうか、あこがれの先輩も同じタクシーのなかにいたわけで、すっかりサークルメンバーにアルバイト先がばれてしまいました。
当然のことながら、翌日から私のあだ名は、そのアルバイト先の名前になってしまいました。
後輩がサークルに入ってきて、私のことをメンバーがそう呼ぶのをみて、先輩、どうしてその呼び名なのですか、と尋ねられるたび、周囲はにやにやとする、という状況になり、恥ずかしいやら情けないやらです。
やっぱ、自分をコントロールできないくらいになるまで飲んではいけない、と強く思いました。