酔った勢いで上司に説教!?|体験談
飲みの席やデートなどで巻き起こしたお酒にまつわる笑える失敗談を紹介しています。
上司をへこます!?
会社の忘年会で緊張していた私は、気持ちをリラックスさせるためにお酒をついハイペースで多めに飲んでいました。
気付いた時には大分酔いが回っていて気分が上がりいつもより饒舌になっていました。
その時の会話の流れでその場にいた上司の彼女の話になりました。
その上司は40手前で、
「付き合っている彼女と同棲しているが、その相手と結婚は考えていない」
と言っていました。
ちなみにその上司の性格は部下から見て大雑把で奔放で癖が強く、大分変わってます。
以前彼女がいると知った時、女性社員は口を揃えて、
「あの人と付き合える相手ってどんな人なんだろうね。私は絶対無理だな」
と陰で言っていました。
私は飲み会の席でその上司に酔った勢いでなんと説教をしてしまいました。
私はよく覚えていないのですが、周りで聞いていた同僚いわく、
「結婚を考えてないのに同棲してるなんて彼女さんが可哀想です。彼女さんは不満も言わず◯◯さん(上司の名前)と付き合ってくれている時点で素晴らしい方だと思います。この機会を逃したらもう二度とこんなに良い人は現れないかもしれませんよ」
といった内容のことを上司に言ってたそうです。
上司は私からの指摘にすっかり落ち込んでいたそうです。
私はその後しばらくして視界がぐるぐる回って気持ち悪くなりトイレに篭っていました。あんなに気持ち悪くなるまで飲んだのも翌日二日酔いを経験したのもあの時だけです。
その日を境に赤ワインも飲めなくなりました。
それから会社で、
「あの時の飲み会はあなたが上司に説教してすごかったわよね〜」
と笑い話になりました。
その上司はしばらくの間、私への態度がよそよそしかった気がします。
説教が結婚の決め手!?
でもそれからなんと数ヶ月して上司が付き合っていた彼女と結婚しました。
どうやら少なからず私から言われた言葉も影響したようです。
「あの時の飲み会でさ、よく俺と付き合ってくれている相手がいる、そんな素晴らしい人はこれを逃したらもう現れないって言われて、その言葉が刺さったんだよな。確かにそうかもって思ってなぁ」
と上司から言われた時はびっくりしました。
この経験がきっかけで得た教訓は酔った勢いでうっかり発言した言葉が人の人生に影響を与えてしまうことがあるということです。
今回はプラスに働いたからよかったものの、もし誰かを傷付けることになったら恐ろしいことだと思いました。
これからはお酒の飲み過ぎと発言に気を付けていきたいと思います。