店から生ビールがなくなる!?緊急事態宣言の影響
こんにちは、こんばんわ、かーりーです。
コロナウイルス感染拡大にともない、11都府県に対し、
「緊急事態宣言」
が発出されました。
飲食店に対しては時間短縮要請がなされ、その対応に追われている状況です。
そんな中、
大手ファミリーレストランチェーン「サイゼリヤ」
は、対象地域の店舗で提供している生ビールを缶ビールに切り替える方針を明らかにしました。
また、他の外食チェーンでは酒類の販売自体をとりやめるところもでてきているようです。
仕方がないとはいえ、何だかさびしいですな~。
賞味期限が短いのと廃棄ロスの問題
生ビールを止める理由はおそらく、こんな感じ。
・生樽の賞味期限は短い
・サーバーはロスがでやすい
平時ならお酒は回転率が良いものです。
飲む人は一人で何杯も飲んでくれるので。
そして何よりお酒は基本的に賞味期限は気にしなくても良いものです。
なかなか理想的。
ただ、ビールの生樽に関しては、未開封なら普通のビールと同じで賞味期限は9カ月ほどですが、開封してしまったら、、。
2~3日くらいでしょうか。。
開封すると風味や味は急速に落ちてしまうと言われています。
なのでおいしく飲める期間はせいぜい、それくらいなもんです。
あと、ロスの問題です。
サーバーでビールをグラスに入れる際、毎回きっちり正確に注げればいいですが、そうはいきません。
泡の比率がおかしくなり、調整したりとか、、。
例えば泡が少ないと、ちょっと捨てて泡を足してみたり、と言う光景をたまに見かけたりします。
あと、営業が終わりサーバーを洗浄する際、管に水を通します。
管にはビールが残っており、これが管に残ったまんまだと衛生上よろしくないし、次の日のビールの味に悪影響を及ぼします。
管に残ったビールはその日のものなので味に問題はありませんが、営業終了と同時に捨てなきゃいけない。
それが毎日のことなのでトータルかなりの廃棄ロスが出ているということです。
要は、
生樽、およびサーバーは、構造上廃棄ロスがでやすい
ものなのです。
客数が減り、回転し無くなれば、
生ビール
↓
缶ビール
もやむなし、、なのです。
「コロナは時計を持っていない」と言うならさぁ~
客数が減り売り上げが上がらなければ、経費とロスをおさえなくてはいけません。
となると必然的にメニューを減らすという方向になっていきます。
(仕入れも減らす、スタッフも減らす、廃棄ロスも減らすわけだから)
で、そんな中、酒類は全部販売中止にするチェーン店も出てきてるようです。
う~ん。
政府や小池都知事は、
「昼間も外出は自粛してくれ」
的なことを言っていますが、これは経済を止めてくれ、と言ってるようなもの。
個人的には単純に、
コロナの感染が拡大したのは冬だから
と思っています。
飲食店に関しては、、
・5人以上の入店、予約はお断わり
・入店時には検温する
・入店時、および席を離れる際はマスク着用
とし、あとは席と席はしきりを設けるなどおのおのの店で個別に対応する。
これだけすれば営業時間短縮とかする必要ないと思います。
「コロナは時計を持っていない」
(小池都知事の発言)
と言うのなら、時間は関係ないということですよね??
じゃあ時短する意味はなんやねん!
と思っちゃいます。
営業時間を短くするすることで、ある特定の時間帯にお客が殺到する危険性もあります。
その辺はどう思てはるんやろか、、。
どうなることやら。
チャンネルはそのままで。。