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【お酒】なぜ声がガラガラに?酒焼けの原因とその予防法

こんにちはこんばんわ、かーりーです。

飲み過ぎた次の日など、声がかすれてハスキーになっていることはありませんか?

お酒を飲みすぎたことにより、のどがただれ、しゃがれ声になることを、

酒焼け(さけやけ)

と言います。

飲み過ぎた次の日もそうですが、中には長年の飲酒によって常に声が潰れた状態になっている人もいるかと思います。

今回はなぜお酒によりしゃがれた声になってしまうのか、その原因と予防法についてです。


そもそも酒焼けとは


酒焼け(さかやけ・さけやけ)の意味を改めて調べてみると、

お酒を習慣的に飲むことで顔や胸などが赤くなること

だそうで、そもそもの意味としては声、のどは関係なかったようです。

それがいつしかお酒を飲んだことにより、かすれ声、しゃがれ声になることを酒焼け(さけやけ)というようになりました。

正確には誤用が広まったということなんでしょう。

でもまあ、言葉として的を得ていると思います。


アルコール度数の高いお酒を飲むとしゃがれ声になりやすいイメージです。

ウイスキーやジンなどをストレートでクイッと飲むとのどから食道、胃に至るまでお酒が通っていくのが分かります。

そしてそれは熱く時として焼けるようなのです。

考えてみると昔ならいざ知らず、現代においてお酒を習慣的に飲んで顔が赤くなっている人をそうそう見かけることはないと思います。

度数の高いお酒や量自体を飲み過ぎてしまった時、のど付近が熱く、焼けるような感覚になる。

次の日しゃがれ声になっていたら自然と

「酒焼けしちまったー」

となるのだと思います。

しゃがれ声になる原因


お酒を飲み過ぎた次の日などにしゃがれ声になる原因はこんな感じです。

・お酒を飲むと水分不足になる。

・のどや声帯が乾燥してくる。

・塩気の多いつまみなどで声帯がむくむ。



声というのは吐き出す息で声帯の粘膜が振動することによって発せられるそうです。

ちなみに声が発せられるたびに,

女性は1秒間に200~250回、

男性は100~120回,

声帯が振動するとのこと。


お酒を飲むと体は水分不足になります。

お酒も水分には違いないので疑問に思うかもしれませんがお酒はいくら飲んでも水分補給にはなりません。

ビールを飲めばトイレが近くなるように利尿作用があるからです。

また血行がよくなり、体温が上がるので発汗作用もあります。

お酒を飲むと体は脱水症状気味になるわけです。


これによりのども乾燥し声帯にも影響してきます。

声が出せるのは声帯の粘膜の振動によるものと述べました。

水分不足になると声帯の潤いもなくなり、うまく振動できなくなります。

またお酒のつまみなどの塩分により声帯が”むくむ”ことがあるそうです。


二次会の定番と言えばカラオケですがこういう状態でカラオケに行けば、次の日しゃがれ声になる確率は当然上がります。

そしてお酒を飲み酔いが回ると多弁になったり、無意識で声をはっている、ということもあるでしょう。

カラオケボックスの中では特にそうなりがちです。


ちなみにタバコを吸う人はよりしゃがれ声になりやすいようです。

喫煙すると声帯の血行が悪くなるそうで、更には乾燥もするのでお酒を飲みながらのタバコはしゃがれ声まっしぐらの状態です。


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予防法


予防方法はこの2つ、

・こまめな水分補給

・適量を守る

です。

こまめな水分補給

飲酒により体が脱水症状気味になり声帯が乾燥して起こるので当然といえば当然です。


水分をこまめにとるというのは悪酔い防止や2日酔い対策においても一番重要です

お酒と同量くらいのチェイサーやソフトドリンクを「いったん休憩!」的なノリで合間合間で飲むようにしましょう。


適量を守る

また結局のところ酔っ払ってもろもろのブレーキが効かなくなってしまいます。

声の音量が無駄に大きくなったり、カラオケで歌いすぎたりしてしまうのです。

(盛り上がる分にはいいと思いますが)


なので、またそれですか、と言われそうですがやはり、

適量を守る

これが一番重要。

適量さえ守ればしゃがれ声なってしまうことだけではなく、その他2日酔いなどの不具合が生じにくくなる、これは明白なことです。

適量を守るコツというのがあります。詳しくはこちらです⇩⇩⇩





まとめ


●酒焼けの意味は今ではお酒を飲み過ぎてしゃがれ声になった時に用いる事の方が一般的。

●しゃがれ声になる原因は飲酒により体が水分不足になるため。

●お酒とタバコの組み合わせはしゃがれ声にまっしぐら。

●予防法は飲酒中はこまめにお酒以外のドリンクで水分補給することと適量を守ること。

●2次会のカラオケはほどほどに。


飲み過ぎた次の日、声がうまく出てこないと仕事に支障をきたす恐れがあります。

接客業とかならなおのことです。

適量を意識しつつ、水分をしっかりとりながらお酒を飲む。

こうすることで予防できるはずです。

あとお酒の飲み過ぎが習慣化するのもよくありません。

とにもかくにも行き着く先は適量を守りましょう、です。

個人的にはハスキーボイスに憧れはありますが、、

カラオケはほどほどにしようと思うわけです。








管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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