【お酒】適量なら体にいい?【結論】誰もわからない
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
お酒は適量なら体にいい。
いや、適量どころか少量でもカラダに悪い、、。
この手の議論はいまだ決着つかずです。
ことあるごとにどちらかの意見の研究結果みたいなのが記事になったりしています。
なぜ、決着つかずなのか、、、
それは誰も確かなことは分からないからです。
個人的には適量の範囲内なら体にいいという立場ですが、、、。
お酒の適量、体にいいかどうか分かってない理由
要は自分たちがイメージしているほどお酒が人体にどのように影響するかの研究は進んでいないということです。
その理由が下記です。
・お酒に対する酵素の働きなどは個人差がありすぎる
・お酒と言っても種類が多すぎる
・酔い方は精神状態に左右される
解説します。
お酒に対する酵素の働きなどは個人差がありすぎる
お酒に強いかどうかはアルコールやアセトアルデヒドの分解酵素が活発であるかどうかできまりますが、これには個人差がありすぎます。
ただ、人種によってザックリとした判断はできます。
ヨーロッパ、アフリカ系の人たちはほとんどが分解酵素が活発なため、お酒に強く顔が赤くなるということもありません。
一方、日本人などのモンゴロイド系の人たちは約半数が分解酵素が不活発のため、少ししか飲めない、全くのめない人たちです。
こういったことは分かっています。
でも、個人個人もっと細かい部分での酵素の働きを把握するのはほぼほぼ無理と思われます。
お酒と言っても種類が多すぎる
なぜ把握するのは無理かというと、どんな種類を飲んだか、どんな順番で飲んだかで酵素の働きはおそらく違ってくるし、次の日も全く同じ種類、同じ量、同じ順番で飲むなんてことはありえないからです。
お酒の種類は大きく分けて3種類。
醸造酒、蒸留酒、混成酒
です。
醸造酒だと酔いが早いな、とか、蒸留酒だと割と酔わないな、とか
(逆の場合もあると思います)
個人的に自分の傾向を知ることは可能ですが、お酒の種類は星の数ほどあります。
1つ1つどのお酒を飲んだらカラダの反応はどうなる?なんて本人ですら分かりっこないです。
酔い方は精神状態に左右される
とある実験で、本当はノンアルコールなのに、お酒のつもりでそれを飲んだ人は酩酊の兆候をしめしたそうです。
要はノンアルコールなのに酔っ払ったわけです。
飲んだ量、種類なども当然重要ではありますが、酔い方というのは気分とか、精神状態に大きく左右されるということです。
これを数値化することはできないと思われます。
確かにノンアルコールビールでもグラスに注ぎ、見た目をいつも飲むビールと同じにして飲むと、ノンアルコールと分かっているのに少し酔った気になります。
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これらの理由から、万人に共通する、通用するデータを得ることは非常に困難です。
なので、結局のところよく分からないというのが実情のようです。
要はその時々で様々な要因が絡み合うので確かなことをを断定、断言するなんてことができないわけです。
ということは、、
適量なら体にいいという立場ならその手の研究結果を持ち出して主張することができるし、その逆もしかりです。
そういった主張に対して「それは間違いだよ」なんて誰も決められないわけです。
とはいえ、やっぱり適量ならカラダにいい!
僕は一貫して、
「お酒は適量の範囲内ならカラダにいい」
という立場です。
それはお酒の最大の効用は「ストレス発散」であると考えているからです。
健康でいるためには、あるいは長生きするにはストレスといかにうまく付き合っていくがが重要です。
ストレス解消法、いろいろありますが、そのうちの1つがお酒であります。
1日の終わりの飲むお酒、癒しですね。
お酒とストレスについて詳しくはこちらの記事で!
100歳とか長寿の方に長生きの秘訣を聞くと
「毎晩の晩酌」
と答える方がけっこういたります。
さあ、「少量でもカラダに悪い」と主張する人たち!
これについてはどう説明するんですかねぇ、、。
まとめ:お酒は適量で!
結局のところ
お酒が適量ならカラダにいいのか少量でもカラダに悪いのかはその人の体質や考え方、精神状態で決まってくる
のかもしれません。
そう、なので誰も分からないわけです。
この先、研究が進み、新たな事実が分かるかもですが、、、。
ところで、最近ふとお酒の適量の定義は
「次の日の朝に全く影響しない量」
だなと、思いました。
お酒は楽しみたい、でも二日酔いにはなりたくない。
適量は絶対に守ろうと改めて思うわけです。