JAL機長からアルコール検出!規定に違反していなかったのに
日航の4月29日便、上海発成田行きで、搭乗予定だった男性機長から乗務前、アルコールが検出されました。
その機長は交代し、便に遅れはなかったそうです。
一応、前日の飲酒終了時から12時間は経っており、社内規定には違反していないとのことですが、、、。
乗務前夜にビールやワインを
この機長、前日に宿泊先のホテルで副操縦士とともに缶ビールやスパークリングワインを飲んだそうです。
午前0時頃には飲酒を終え就寝、次の日の乗務前、12時のアルコール検査でアルコールが検出されました。
ちなみにその成田行きの出発予定時間は午後2時でした。
12時間以上経っているのに
国内の航空会社では微量でもアルコールが検出されればパイロットの乗務は禁止されています。
また日航の社内規定では乗務前12時間以内の飲酒は禁止となっているそうです。
今回のケース、飲酒終了時から検査まで12時間は経っており、また出発予定時間は更にその2時間後でした。
機長本人も大丈夫だろうと思い、検査に臨んだと推測します。
お酒が抜ける時間の目安
お酒が体から抜ける時間はどのくらいなのか、大体の目安が分かる計算方法、あるにはあります。
ただあくまでも目安です。
まずは摂取した純アルコール量を算出ければならず、酔っ払ってしまえば飲んだ量も分からなくなるので、正確にとはなかなかいかないでしょう。
また最終的には体重により分解時間を割り出しますが(1時間でアルコールを分解できる量は体重1kgにつき0.1gとされている)、この基準値がけっこうザックリしています。
そして飲んだお酒の種類やその状況で酔い方残り方は違ってきます。
この計算方法は予備知識として自分はこのぐらい飲んだ場合、抜ける時間は○○時間後くらいなんだなと把握する分には有効ですが、飲んでから、このお酒が抜けるのは何時間後か知りたい場合はあまり使えないでしょう。
JALの規定も12時間経てばお酒は抜けているという前提だったわけですが、今回、お酒は抜けていなかったわけです。
お酒が抜ける時間を正確に知るのはかなり困難と言えるでしょう。
飲んだ次の日は運転してはいけない理由
パイロットの場合、少しでもアルコールが検出されれば乗務は禁止、
とまあこれは当然の事と思います。
多くの命を預かっていますので。
この話題で僕らに直接的に関係することは車の運転だと思います。
飲酒後、どれくらい経ったら車の運転をしてよいのか。
というか何時間経ったら運転していい、ではなく、飲んだ次の日(まる一日)は運転すべきではない、このように考えます。
もちろんこれは適量を超えて飲んだ場合です。
JALのケースでも分かるように、○○時間なら大丈夫としてもアテになりません。
また酔っ払うと脳にも影響を与え、思考力や判断力を鈍らせます。
運転する上で大事なこの部分、血中アルコール濃度が低下し、データ的にアルコールが抜けたとされる状態に至ったとしても、脳は鈍いままの場合があるそうです。
お酒が抜けたと思っていざ運転となっても脳は鈍いまま、適切で迅速な判断や思考ができないわけです。
適量を超えて飲んでしまった次の日はできれば運転は避けるべきだと思います。
まとめ
同じ人でも適量がその日によって違うのと同様にお酒が体から抜ける時間も日によってマチマチでしょう。
お酒を思いっきり楽しみたいなら次の日は休みで運転の予定もない、そんな日に飲むのが理想的ですね~。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
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これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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