お酒のぬけ時間の目安となる計算方法は?
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
お酒を飲んで酔っ払った時、
「あとどれくらいでこのお酒は抜けるんだろう?」
と考えたことはありませんか?
酔いの具合や次の日の予定などによるとは思いますが、、、。
今回はお酒のぬけ時間の目安となる計算方法をお伝えします。
ぜひとも参考に!
お酒のぬけ時間の目安となる計算方法
お酒がぬけるまで一体どのくらいの時間がかかるのか、気になるところです。
その目安となる計算方法があります。
当然、
飲んだお酒の量や種類、
その人の体質や体格、
その日の体調などなどなど、
これらが関係してくるので、明確なことは言えません。
しかし、その計算方法を用いて自分の中で1つの基準を知っておくことは重要です。
知っておいて損はありません。
お酒のぬけ時間を計算する上で必要なものがあります。
それは、、
・飲んだお酒の量
・そのアルコール度数
・純粋なアルコール量
・体重
・1時間に分解できるアルコール量
まず、飲んだお酒の量とそのお酒のアルコール度数を把握する必要があります。
そこから純粋なアルコール量を計算します。
計算式は、、、
お酒の量(ml)×アルコール度数×0.8÷100
=純アルコール量(g)
例えば、、
アルコール度数5%のビール500ml(ロング缶1本)を飲んだ時の純アルコール量は
500×5×0.8÷100=20
この場合の純粋なアルコール量は、20gということになります。
次に必要になってくるのが体重です。
というのもアルコールの分解はある程度体重に比例するからです。
体の血液などの水分中にどれくらいアルコールが含まれるか、
要はその濃度が濃いのか薄いのかによって酔いの程度が決まっていきます。
体重があり、体の大きな人はそれだけ体内に水分を有しています。
なので、同じ量のアルコールを飲んでもアルコールの濃度はそれほど濃くはなりません。
同じ量飲んでも全体の水分量が多い分、アルコールの濃度は薄いので(それだけ酔っ払っていない)、お酒の抜ける時間は当然早くなります。
ちなみに、一般的に女性の方がお酒に弱いとされています。
それは、平均的体格が男性よりも小さいからです。
またスポーツ選手はお酒に強い人が多いですが、単純に体が大きいからです。
1時間に分解できるアルコールの量は、
体重1kgにつき0.1g
とされています。
例えば体重60kgの人だと1時間に分解できるアルコールの量は
60(kg)×0.1=6g
になります。
先ほどのビール500mlの純アルコールの量は20gでした。
そして体重60㎏だと1時間に6g分解できるので、
アルコールを分解するのに要する時間というのは、、、
摂取した純アルコール量÷1時間に分解できる純アルコール量
=分解に要する時間
なので
20÷6≒3.3=約3時間20分
体重60kgの人がビール500ml(ロング缶1本)を飲んだ時、
摂取したアルコールが分解され体から抜けるまで要する時間は、
計算上3時間20分ということになります、、、あくまでも計算上はです。
お酒が体からぬけるまで、その過程は?
お酒が体に入って分解され、体外に排出されるまでの過程はこんな感じです。
・お酒を飲む
↓
・アルコールを分解する
↓
・この時、アセトアルデヒドが発生する
↓
・アセトアルデヒドを分解する
↓
・酢酸に変わる
↓
・水や二酸化炭素に変わり
↓
・体外に排出される
体に入ってきたアルコールは胃や小腸などから体内へ吸収されます。
そして、血液の中に入り、体中にいき渡ります。
最終的には肝臓でその分解が行われます。
そこでまず、アルコール脱水素酵素によりアルコールが分解されます。
この時に発生するのが、してしまうのが、アセトアルデヒドという有害物質です。
この物質によってお酒による不快な症状(頭痛、吐き気、めまいなど)が引き起こされます。
アセトアルデヒドを分解すべく頑張ってくれるのが、アセトアルデヒド脱水素という物質です。
これがアセトアルデヒドを酢酸に、さらには水と二酸化炭素に変え、体外に排出します。
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お酒の酔い方、ぬけ方は日によって違う?
お酒が体からぬけるおおよその時間が導き出せるという計算式をご紹介しました。
ここで指摘しなければいけない点があります。
1時間で分解できるアルコールの量は体重×0.1としました。
一応そのように言われているのと目安にはなるだろうということで採用しました。
でもかなりざっくりしています。
アルコールの分解も酔いの程度と同様に個人差があります。
あるデータによれば1時間に分解される量は人によって7~11gと相当な開きがあったりします。
体重だけでは一概には言えないようです。
また、ちょっとしたことで、酔い方が全然違うというのは少なからず経験があると思います。
飲んだお酒の種類や順番、
料理内容、
誰と飲んだのか、
体調はどうだったか、
疲労はたまっていなかったか、
寝不足ではなかったか、
その日はしっかり食事はとったのか、
次の日は仕事なのか、休みなのか、、、
挙げ出したらきりがありません。
これらの条件が絡み合い酔いというものが形成されると考えると、摂取した純アルコール量は同じくらいだとしても酔い方は違ってきます。
体からの抜け方も違ってきます。
ということはその時間も違ってきます。
なので、
「お酒が抜ける時間は〇時間後である」
などと明確には言えないのです。
ただ、従来の考え方だと体重60kgの人が1時間に分解できるアルコール量は8gと考えられていたとも言います。
先ほどの計算だと1時間に分解できる量は(60×0.1で)6gなので少なく見積もった量と言えます。
このことから言えることは先ほどの計算式で導き出したお酒が抜けるであろう時間というのは、それなりに慎重というか余裕を持たせた時間と言えそうです。
なので導き出したその時間を目安として考える分には問題はないと思います。
ただ、絶対ではないです。
飲んで何時間後なら運転OKか
お酒を飲んで何時間経ったら運転していいか、、、
結論から言いますと
飲んだその日と、量にもよりますが次の日は、運転しないこと
です。
酔っ払うと脳にも影響を与え思考力や判断力を鈍らせます。
時間が経つと血中アルコール濃度の低下とともにお酒は抜けていきます。
でも思考力や判断力はいまだ鈍いまま、という場合があります。
要するにデータ的にはもう酔っ払っていない、お酒は抜けたと判断できるレベルなのに脳は鈍いまま、抜けきっていない状態のままであるということです。
このような場合があるので、もはや運転しない方がいいでしょう。
まとめ
●何時間後にそのお酒は抜けるのかおおよその時間は計算式によって分かる。
●酔い方、抜け方は、様々な要素が絡んでくるのでその日その日でまちまち。
●計算で分かった時間はあくまでも目安、絶対ではない。
●飲んだその日や次の日は運転はしない。
ちなみに僕の体重は60kgなので例で示した数値の通りです。
ビールのロング缶1本でも体からアルコールが抜けるまで3時間20分もかかるのかーって感じです。
「そんなにかからん」
とも思うのですが、ここが危険なところです。
自分の感覚と実際に体の中で起こっていることのズレは常にあるものです。
計算で出たおおよその時間は慎重というか幅を持たせているので、目安にして構わないと思います。
お酒が体から抜けるのにどれくらいの時間がかかるのか、気になる方は参考にしてみて下さい。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
自宅でカンタンに行える遺伝子検査キットなるものがあります。
これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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