ジェノタイピスト遺伝子検査キットを実際に使ってみた感想
アルコールに対して自分自身がどのような体質なのかを知ることは重要なことです。
それを知る方法として、アルコールパッチテストというのがあります。
でもこれは簡易的でザックリし過ぎで正確性にかけるでしょう。
もっと正確に、細かく知りたい場合、うってつけのものがあります。
アルコール感受性遺伝子検査キット「ジェノタイピスト」です。
今回はこの検査キットを使い、自分のアルコール体質がどのようなものなのか調べてみました。
公式サイトから購入
公式サイトから購入、価格は5806円(税込/送料無料)でした。2日後に届きました。
公式サイトはこちら⇩⇩⇩
自宅でカンタン!検査の流れ
検査の流れはこんな感じ。
・口内粘膜を採取
↓
・遺伝子検査同意書とともに返信用封筒に入れて分析センターへ送る
↓
・分析結果とアドバイスが約15日営業日で届く
粘膜の採取などの細かい手順はイラスト入りの説明書に分かりやすく書いてあります。
行う際はそれをご覧いただければ大丈夫だと思います。
ただどういうものか少しでもイメージが湧くようにその手順をザックリ記しておきます。
➀飲食後30分以上経過した後、水で2~3回すすぎうがいをし、口の中を清潔にする。
➁付属の綿棒のキャップをあけ、ケースから綿棒を取り出す。
➂ほほの内側の左右を1分間程度こすって粘膜を綿棒に付着させる。
➃採取したら15分間程乾かし、綿棒が他のものにあたらないようにケースに戻す。
➄お名前シールに名前を記入して、ケースに貼る。
⓺採取しケースに入れた綿棒を付属のエアーパッキンに入れる。
⓻遺伝子検査同意書に必要項目を記入する。
⓼エアーパッキンに入れた綿棒と検査同意書を返信用封筒に入れ、2日以内にポストに投函する。
ちなみに、遺伝子検査同意書の中に検査結果の利用についてという項目があります。
簡単に言うとあなたの検査結果やデータを研究目的で利用してもよいですか?
それに同意しますか?
しませんか?
ということです。
少しでも役に立つのならと僕は「同意する」にチェックを入れました。
そういうのはちょっとという方は「同意しない」でも構いません。
同意したからといってこちらに何かしらのリスクが生じるということはありません。
また、同意しないからといってアルコール遺伝子検査はやりません、ということにはもちろんなりませんのでご安心を。
(念のためサポートセンターに電話で確認しました)
検査結果
結果は15日営業日以内にメールで届き、WEBで閲覧できます。
紙による検査結果レポートの郵送は行っておりませんのでご注意を。
ただ検査結果をいち早く入手できますし、スマホやPCでいつでも見れます。
また印刷も可能です。
特に問題はないかと思います。
検査結果を閲覧するためには「遺伝子検査ポータルサイト」のマイページに登録する必要があります。
僕はこの検査キットを購入する際、ついでに無料だったのでオンラインの会員に登録しました。
それでもう分析センターへ採取したものと同意書を送ればあとはメールを待つだけと勘違いしていました。
オンラインの会員登録とは別でポータルサイトへ登録しなければメールはきますが閲覧はできません。
購入した検査キットの書類の中に写真のような登録カードが同封されています。
この裏面に登録手順が書かれています。
くれぐれもオンラインの登録とは混同しないように、別ですので。
検査結果は大体7日後に届きました。
土日を挟んでいますので、5日営業日程ということです。
思ったより早かったでした。
で、その結果なんですが、、、
その前にザックリ説明するとアルコールを体外に排出するためには2つの分解能力が必要です。
その2つとは、
・アルコール分解能力(ADH1B)
・アセトアルデヒドの分解能力(ALDH2)
です。
このことからアルコール体質は9つのタイプに分かれます。
で、僕の結果は、、
アルコール分解能力は中くらいでアセトアルデヒドの分解能力は高いW2型
というものでした。
ALDH2 高 | ALDH2 中 | ALDH2 低 | |
ADH1B 低 | W1型 | R1型 | RR1型 |
ADH1B 中 | W2型 | R2型 | RR2型 |
ADH1B 高 | W3型 | R3型 | RR3型 |
このタイプの特徴は”ついつい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ”だそうです。
(予想通りというか何というか、、)
これを受けて、
・注意すること(病気面において)
・栄養のバランス
・予防のポイント
などのアドバイスをしてくれます。
また飲酒習慣チェックというものがあります。
10個の質問に答えて入力すると今現在の飲酒状態が健康的かそうでないかをいつでもチェックできます。
アルコール分解のメカニズムは検査結果の箇所でも説明されています。
そして、このサイトのお酒に強い、弱いとは!?2つの分解酵素を分かりやすく解説でも説明しています。
こちらも参照してみて下さい。
理解がグッと深まると思います。
感想、まとめ
お酒による不快な症状を引き起こすのはアセトアルデヒドという物質で、基本的にお酒に強いか弱いかはこれを分解する能力か高いか低いかです。
これまでの自分の飲酒傾向からこの能力はある程度高いだろうと思っていましたが、予想通りでした。
ただアルコール分解能力に関しては全く見当がつかなかったので今回それを知ることができて良かったでした。
この能力を検査なしに的確に把握している人はなかなかいないのではないでしょうか。
またWEBでの閲覧ですのでスマホでいつでも見ることができます。
飲酒習慣チェックなどありますので便利だと思います。
飲酒量が気になっている方は度々閲覧して戒める、というのもいいかもしれません。
専門的に検査した結果で事実なので、これを念頭に飲酒すると、結果が腑に落ちたり、新たな発見があったりすると思います。
またこの検査を行ったというだけで飲酒量がセーブできるかもしれません。
自宅で行える検査もとてもカンタンでその割に得られる情報は多いのでやってみて良かったと思います。
ぜひ気になったかたはチェックしてみてほしいのですが、、、唯一の問題は価格です。
5800円です。
これをどうとらえるかですが、、。
自分のアルコール体質の把握なのでそう何度も行うのもではありません。
一回やればじゅうぶんです。
一回の飲み代を削るだけでお酒好きには超重要で一生モノの情報が手に入る。
これからのアルコールライフを楽しむためのものなので個人的には高くない、むしろ安い価格だと思います。
これからのアルコールライフを快適で有意義なものにしたいと真剣に思うなら自分のアルコール体質がどのようなものなのか、正確に知ることは大切です。
ぜひともチェックしてみてください⇩⇩⇩