ニューヨークはお酒の広告禁止!?消費を抑えたいのは分かるけど
このほどアメリカのニューヨーク市は、市の市有地、ならびに市有施設内においてお酒に関する広告を禁止するという行政命令を出したそうです。
それほどアルコールの問題が深刻という事なんでしょうが、
分かりやすいくらいに単に消費削減に走る、どーも安直すぎる気が、、、。
広告禁止の理由
なんでもニューヨーク市では2016年アルコールに関連する死者の数が2000人近くにのぼり、また11万人が緊急受診したとのこと。
過度のアルコール摂取による健康懸念の問題はいつの時代もあり、事あるごとに何らかの手が打たれてはきました。
広告禁止の理由としてはアルコールの広告を見た後は、摂取率が上昇、摂取量も増えるという研究結果によるものです。
確かにビールのCMを見た後はビールを飲みたくなります。一定の効果があるような気もしますが、、。
メキシコ市でも
先日、このサイトでもお伝えしましたが、メキシコ市でも同じような問題を抱えており、消費削減に向け”ビールは常温で販売する事”という法案が提出されたそうです。
(まだ提出の段階)
美味しいビールを飲むためには一度家に持ち帰り、冷蔵庫で数時間かけて冷やさなければなりません。
買ってそのまま外で飲むという事がなくなり、結果消費削減につながると。
この2つの事例の共通点はどちらも消費削減に目を向けている点です。
消費削減に躍起になったところで
ダメと言われればそれをやりたくなるのが人の心理です。
これらが話題になればなるほど逆に飲んだろ!と思うかもしれません。
お酒好きにしてみればお酒を飲みたいという気持ちはどうすることもできません。
それを踏まえた上でアルコールによる健康懸念の問題をどうするか。
お酒が人体にどのような影響をあたえるのか、二日酔いなどを含めての研究はそれほど進んでいないそうです。
まだまだ分からない事が多いわけです。
それはなぜか??
おそらく、アルコールに対する体の反応というのは個人差があり過ぎるからで、また同じ人でもその日の体調や食べた物で酔い方が違ってくるからだと思います。
よって万人に対応する、
(これくらい飲んだらこのくらい酔っ払うというような)
法則は確立されにくいわけです。
(ザックリとした傾向はいろいろと分かってはきていますが)
ではどうすればよいか??
自分自身でしっかりと適量や酔いの傾向を把握するしかありません。
そのためには飲むたびに検証、分析を行う必要があります。
そして時には自制心も求められます。
お酒は依存性があり、適量を超えれば体に害を与えます。
ただ、適量の範囲内なら、ストレス解消になったり、いいコミュニケーションツールだったりします。
正しく楽しむためにはある程度のお酒や酔いのメカニズムの知識が必要で、この部分を国も教育という形でもっと何らかしらのアプローチができればいいと思います。
そうなってからの禁止、抑制ではなく、そうなる前の予防を。
まとめ
かつて、アメリカで禁酒法という法律がありましたが、うまくはいきませんでした。
そう、
「ただ禁止する」
ではうまくいかないのです。
(禁止されたのはお酒の製造、販売、輸送)
このニューヨーク市の行政命令と並びにメキシコ市の法案、どうなることやら。
お酒好きには気になる話題です。
チャンネルはそのままで。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
自宅でカンタンに行える遺伝子検査キットなるものがあります。
これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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