ギムレットとはどんなカクテル?名前の由来や作り方をサクッと解説
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
ジンベースの有名なカクテルで
「ギムレット」
というのがあります。
レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」でもおなじみですね!
今回はこのギムレットの名前の由来やレシピ、作り方などについてサクッと解説します。
レシピと作り方
レシピはこんな感じです。
【ギムレット】
・ジン・・・3/4
・ライムジュース・・・1/4
・シュガーシロップ・・・1tps
(シェイク、ショートスタイル)
このレシピが一般的ではないかと思います。
ライムジュースはフレッシュのものを。
そして、シュガーシロップと書きましたが、おススメはサトウキビ100%のカリブというシロップですね!
で、シロップの役割なんですが甘みを出すというよりも、
お酒(ジン)と果汁(ライム)をつなぎ合わせるというニュアンス
で用います。
1つの飲み物にする、といった感じです。
ちなみに小説「長いお別れ」の中で本当のギムレットのレシピは、、
というのが出てきます。
それによると、、
・ジン・・・1/2
・ローズ社のライムジュース・・・1/2
です。
このローズ社のライムジュースは加糖されているものです。
これでつくるギムレットは今のそれと比べるとかなり甘いと思われます。
実際、これがギムレットの本当のレシピかどうかは正直分かりません、はい。
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ギムレットの名前の由来
ギムレットの名前の由来なんですが、一応通説では、、
ギムレット卿という英国軍医が壊血病という病気を予防するためにジンをライムジュースで割って飲むようにと指示したことから。
となっています。
人の名前ということです。
ただこの話、それを示す1次的な資料は見つかっていないと言います。
見つかっていないだけでこのような指示をした可能性はありますが、、。
考えてみるとレシピ自体はとてもシンプルです。
誰でも思いつきそうというか、、、。
現にギムレット卿がいた頃の時代(1920年代)のカクテルブックには名前こそ違えど、似たようなレシピのカクテルはいくつも登場しています。
またギムレットという名前のカクテルはもっと前にすでに存在していたという話も、、、。
そのレシピは、
「ジン、ライム少々、ソーダ」
だそうで、今でいうジンリッキーですね。
(なぜギムレットという名前がついたのかは不明)
さらに、1970年頃までのカクテルブックには、このいわゆるジンリッキーが「ギムレット」としてのっていたそうです。
今のスタイル、レシピ(一番最初に紹介したレシピ)でギムレットとして登場するのはそれ以降で、、、。
う~ん、割と新しい。。。
あくまでも憶測ですが
1970年以降にギムレットというカクテルの名前の由来のエピソードとしてギムレット卿が持ち出されてたのでは
と考えられます。
あくまでも憶測ですが、、、。
ちなみに「ギムレット」には錐(きり)という意味があります。
穴をあけるやつですね。
ジンの風味やライムの強い酸味には「するどさ」があり、このことからこの名前がついたという説もあります。
まとめ:ギムレットには早すぎる!?
僕自身も大好きなカクテルであるこのギムレット。
レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」の影響というかおかげで、バーでこれをオーダーして飲むと、瞬時に男前になれるカクテルです。
「ギムレットには早すぎる」
僕はけっこう1杯目とかに飲んじゃいますが、、、。