お酒による頭痛の原因は?その対策、予防法について
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
お酒を飲み過ぎて酔っ払うと様々な不快な症状に見舞われます。
その代表と言ったら頭痛でしょう。
吐き気とともにこの頭痛が、
「二度と酒など飲むもんか!」
と何度も誓わせます。
(2,3日後はどこ吹く風)
今回はお酒による頭痛の原因と対策についてです。
お酒による頭痛の原因とは?
お酒を飲むと頭痛になる原因は、、
・お酒を飲むとアルコールの分解が始まる
↓
・その時に有害物質であるアセトアルデヒドが発生する
↓
・体はアセトアルデヒドを分解、排出しようとする
↓
・そのためには酸素が必要
↓
・酸素をとりこむため、血管が拡張する
↓
・拡張した血管が神経を圧迫する
↓
・頭痛になる
こういった感じです。
お酒を度を超えて飲み過ぎると様々な不快な症状に襲われます。
頭痛もそのうちの1つ、というかもはや代表格。
その原因は、アセトアルデヒドという有害物質によるものです。
体内にアルコールが入ってくると、体はまずそのアルコールを分解しようとします。
その時に発生してしまうのがアセトアルデヒドです。
この有害物質を分解すべく、アセトアルデヒド脱水素酵素という物質がアセトアルデヒドを酢酸にします。
さらには二酸化炭素と水に変え、体外へと排出します。
その過程において毛細血管(体中の組織に張り巡らされている非常に細い血管)が拡張します。
拡張した血管は周囲の神経を圧迫してしまいます。
これが頭痛の原因です。
ちなみに飲酒による頭痛や吐き気、ダルさなどの不快な症状というのはカラダとしてはかなりの緊急事態です。
その事をお知らせするとともに、頑張って有害物質を体外に排出しようとしています。
飲み過ぎたことを反省し、乗り切るしかありません。
カラダさんゴメンね、的な。
頭痛のパターン2つ
飲酒による頭痛には2つパターンがあります。
・飲んですぐ頭痛が起きる
・2日酔いでの頭痛
飲んですぐ頭痛が起きる
お酒に弱い人がなりやすいパターンです。
そもそもが弱いわけですから、カラダは一刻も早く体外へ排出しようとします。
なので、アルコールの分解自体は早いわけです。
しかしその時に発生するアセトアルデヒドを分解する能力は低いので体内に残ってしまいます。
アルコール分解が割と早めに開始されるので、アセトアルデヒドの発生も早い。
でもアセトアルデヒドの分解能力は低いので(だからお酒に弱い)症状がすぐにあらわれる。
こういった具合です。
2日酔いでの頭痛
飲んでいる時は平気でも、次の日2日酔いで頭痛が起きる人はお酒に強いかそこそこは飲める人です。
お酒に強ければアルコールの分解自体はゆっくりです。
体内にアルコールがあっても割と平気だからです。
そんな中カラダはアセトアルデヒドを一生懸命分解しています。
でもあまりにも量が多いと分解しきれずに血液中にアセトアルデヒドが残ってしまいます。
なので頭痛の症状は時間をおいて次の日にあらわれます。
スポンサードリンク
お酒による頭痛の予防方法
対策、予防法はこんな感じです。
・食事をしっかりとりながら飲む
・水分をしっかりとる
・冷やす
・適量を守る
・上質なお酒を飲む
食事をしっかりとりながら飲む
食事をとりながら飲むと体内へのアルコール吸収は時間をかけてゆっくりとなります。
飲んだアルコールは胃を経て小腸へ運ばれ体内へ吸収されます。
胃の中が空っぽだと、胃はだだ通過するだけで一気に小腸で吸収されてしまいます。
短時間で一気に吸収してしまうと、分解が追いつかず、結果頭痛をはじめ様々な症状があらわれます。
胃の中に何か食べたものがあるとアルコールもそれらとともに胃にとどまります。
そして、小腸へは少しずつ運ばれ、ゆっくり時間をかけて吸収することができます。
胃の中での、アルコールの滞在時間を長くする
これは非常に重要です。
水分をしっかりとる
お酒はいくら飲んでも水分補給とはなりません。
発汗作用、利尿作用があるからです。
そのことを理解せずにいると、本人としてはアルコールとはいえ水分を飲んでいるわけです。
まさか自分のカラダが脱水症状におちいっているなんて夢にも思わないでしょう。
考えてみると、そのギャップはなかなか恐ろしいものです。
脱水症状になるとめまいや吐き気、頭痛などを引き起こしてしまいます。
チェイサーとして水やソフトドリンクをお酒と同じくらいの量飲むように心がけましょう。
冷やす
痛む部分に濡らして冷やしたタオルなどをあてると、血管の収縮が期待できます。
また、気分的にも少し楽になります。
応急処置としては有効だと思われます。
適量を守る
もはや説明不要。
そりゃあそーでしょ、って話です。
自分の適量を正確に知りたい方はこちら⇩⇩⇩
上質なお酒を飲む
まれに適量の範囲内なのに頭痛に見舞われる場合もあるかと思います。
そういった時に考えられるのが、そのお酒に含まれている成分や雑味が体質的に合っていないという可能性です。
これが頭痛の原因になっているかもです。
これまでの経験から高級で上質なお酒は悪酔いしにくく、頭痛などにもなりにくいように思います。
それだけ時間と手間とコストをかけて作られており、雑味も少なく、クリアだからです。
ちょっといいお酒をたまには飲む、これも有効です。
ちなみにコーヒーなどに含まれているカフェインが血管収縮に有効、なんて話があります。
正直言っておすすめはできません。
詳しくはこちらの記事で⇩⇩⇩
まとめ
●頭痛の原因は飲酒により血管が拡張、周辺の神経を圧迫してしまうため。
●他の症状の対策と同様、飲酒時の食事と水分補給はとても重要。
●時には上質なお酒をたしなむことで、体質的に合っているのか、検討してみる。
結局は適量を守ればいい話なんですが、、、。
メカニズムを知るだけでお酒との向き合い方が変わるものです。
カラダは有害物質を外に出そうと頑張ってくれています。
僕自身、原因と対策をしっかり理解して、もっとカラダをいたわってやろうという気になりました。
みなさんはいかがでしょうか?
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
自宅でカンタンに行える遺伝子検査キットなるものがあります。
これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
詳しくはこちらをチェック⇩⇩⇩