お酒を飲み過ぎるとなぜ吐く?その原因や対策と吐くと強くなるかについて
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
酔っ払って最も避けたいものの一つに嘔吐があります。
場合によっては”醜態をさらしてしまう”こともあります。
今回はその原因と対策についてです。
吐いてしまうその原因とは
なぜお酒を飲み過ぎると吐き気に襲われるのでしょうか。
それは、、
カラダに良くないモノを食べたり飲んだりしたら、吐き出そうとする機能が備わっている
からで、、
お酒はカラダにとっていらないもの、もっと言うと毒だから
です。
アルコールが体内に入ってくると体はそれを分解しようとします。
その際発生してしまうのがアセトアルデヒドという有害物質です。
コイツがいろいろと不快な症状を引き起こす犯人です。
このアセトアルデヒドの血中濃度が程度を超えると、体外へ排出しようとして吐く、いわゆる嘔吐が起こります。
体内へ入ってきた”毒”を体外へ排出しようとするこの吐くという行為。
改めて考えると、生命を維持する上でとても大切です。
”毒”を吐きだそうとするわけですから、そりゃまぁしんどいです。
突然の吐き気
よく耳にするパターンとして、
それまで全く吐いたことがなかった人が、ある日いきなり吐いてしまったというケースです。
量も種類もそれまでと変わらなかったはずなのに、なぜ??
1つ1つの細かい原因究明はなかなか難しいです。
とはいえ考えられることとしてはこんな感じです。
・その日の飲み会は特別楽しかった
・料理があまり食べ慣れているものではなかった
・食べた料理の量自体が少なかった。あるいはすきっ腹で飲んだ
・水分不足
その日の飲み会は特別楽しかった
普段よりも特別楽しい会なら、本人的にはいつもと変わらないペースのつもりでも知らず知らずのうちに杯数はいっちゃってるはずです。
会話が弾めばその合間合間の手持ち無沙汰を補おうといつの間にかグラスに手が伸びているものです。
料理があまり食べ慣れているものではなかった
これはあくまでも僕の個人的な意見ですが、、
あまり食べ慣れていない食べ物でお酒を飲むと酔い、そして吐き気が助長される気がします。
食べている時は本当においしいと思っています。
でも時間が経つと何だか具合がよろしくない、こういった経験は何度もあります。
食べた料理の量自体が少なかった、あるいはすきっ腹で飲んだ
飲みばかりが進み、全然食べていなかったとか、飲んでる時、しっかり食べていたとしても飲み会の直前は胃に何も入っていない状態だった場合です。
どうも食事との関係が重要なポイントのようです。
水分不足
【水分補給の重要性】のページで指摘しましたが、お酒をいくら飲んでも水分補給とはなりません。
むしろ脱水症状を引き起こし、頭痛やめまい、そして吐き気などの症状が現れます。
予期せぬ突然の吐き気、いつもは大丈夫なのに、何で今日は!と思うかもしれません。
でも、普段とは違う”何か”が起こってのことだと思います。
対策
対策方法は主にこの3つです。
・食べながら飲む
・水分をしっかりとる
・適量を守る
食べながら飲む
血中のアセトアルデヒドの濃度が一定量超えると吐き気に襲われると伝えました。
これは短時間に一気にアルコールを吸収してしまったためにアセトアルデヒドの濃度が濃くなったと考えられます。
時間をかけてゆっくりと吸収することができれば、濃度も濃くならず、吐き気の症状は現れにくくなるはずです。
体内に入ってきたアルコールは胃から腸へ送られます。
胃での滞在時間もそこそこにそのまま腸に送られると、アルコールは一気に体内へ吸収されてしまいます。
胃でのアルコールの滞在時間を長くすれば腸へは少しずつ送られます。
そして体内へはゆっくりと時間をかけて吸収されていきます。
胃でのアルコールの滞在時間を長くする、これが非常に大事なポイントです。
ではそうするためにはどうすればよいのでしょうか。
それは胃の中に何か食べ物が入っていればアルコールの滞在時間を長くすることができます。
飲む前には必ず何か胃に入れるようにし、飲んでる最中もしっかり食べながら飲む。
具体的にはチーズなどの乳製品や納豆などのたんぱく質、サラダなどの食物繊維などが特に有効だそうです。
水分をしっかりとる
要は酔いにくい飲み方を心がければ、”吐く”というものを避けることができます。
お酒を飲む上で水分補給は本当に大事です。
詳しくはこちらで⇩⇩⇩
適量を守る
なんだかんだ言っても適量を守ればいいわけです。
これがなかなか難しいのですが。。
でもコツがあます。
詳しくはこちらの記事で⇩⇩⇩
対処法
では実際吐き気に襲われたらどう対処すればよいのでしょうか?
ポイント的にはこの2つです。
・吐きたくなったら我慢せずに吐く
・指を突っ込んで無理矢理吐かすのは良くない
吐きたくなるというのは”毒”を体の外へ出そうとする自然な機能です。
醜態をさらしてしまうなどといった理由で辛いながらもブレーキをかけ、我慢してしまう人もいます。
でもこれはよくありません。
素直に吐いてしまいましょう。
あと気持ち悪くて早く吐きたいがために指をつっこむということをやりがちです。
これはできるだけやめた方がよいでしょう。
自然に吐こうとする時は体が吐くための準備をするそうです。
食道を胃酸や胆汁(肝臓で作られる消化液)から守るため、唾液が多くなったりなどです。
無矢理吐こうとする時はそういった体の準備が整っていない状態なので、やむを得ない時以外は避けるべきです。
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吐くと強くなるは本当か
鍛えれば強くなると同様に、吐けば強くなるとよく言われますが、決してそんな事はありません。
苦しみ、そしてそれを乗り越えた分強くなれる(サイヤ人的な)ような気になりますが、それは間違った認識です。
アルコール代謝を繰り返せば、分解酵素が活性化し強くなるというケースもあります。
でもこれはすべての人に当てはまるわけではありません。
そして強い弱いは遺伝子レベルで先天的に決まっています。
吐くこととお酒が強くなるということに何の関係もありません。
吐くとうい行為は体が危険を感じやむを得ない緊急的な処置です。
これが起こってしまわないようにこれまで述べてきた知識を用いてしっかり対策を行うこと。
これが重要です。
まとめ
●吐くという行為は生命を維持する上でとても重要。
●突然の吐き気も普段とは違う何らかの原因がある。
●吐いても強くはなりませぬ。
●何はさておき一番の対策は適量を守ること。
吐くという行為、悪い物を体外に排出するという点で、人間にとってとても重要な機能です。
もちろん、なるべく発動させたくはありません。
そのためには何よりも適量を守る、これに尽きます。
そしてもう一つ考えられるべき点はお酒と食事、水分補給の関係です。
飲酒時の吐き気でお悩みの方は、この観点からも振り返り、見直してみてはいかがでしょうか。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
自宅でカンタンに行える遺伝子検査キットなるものがあります。
これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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