今ではもう日本酒の虜|体験談
苦手だったお酒が今は大好きに!
そんな体験談を紹介しています。
苦手になった原因は最初に飲んだ安物
私は若いころは日本酒が苦手でした。
お酒自体はそこそこ飲めて、ビールやワインなら美味しく飲めます。
でも、日本酒は飲んだ経験がなかったんです。
ところが、今ではその苦手意識をすっかり克服し、まるで生まれ変わったように日本酒をたまに楽しめるようになっています。
苦手意識を持ったのは、最初に飲んだ日本酒が原因でした。
自分がまだ日本酒を飲んだことがないと知人に話したところ、その知人が日本酒をすすめてきたんです。
その時は自宅でお酒を飲んでおり、その知人は日本酒を持ってきていました。
どこかの酒屋かスーパーで買ってきた、安い日本酒だと聞かされた記憶があります。
飲まず嫌いではなかったので、すすめられた時点ではそこそこ興味があったんです。
どんな味がするのかワクワクしながら飲んでみたところ、なんとも言えないようなマズイ味で、ほんの一口飲んだだけで辞めてしまいました。
そんな自分の姿を見て知人は笑っていましたが、こんなにマズイお酒をよく飲めるなと不思議に思ったんです。
それを知人に言うと飲み慣れていないとか、日本酒のことをよくわかっていないとか、からかわれてしまいました。
その経験から日本酒に対して良い印象を持たなくなり、つい最近までずっと飲まずに過ごしてきたんです。
嫌いになった日からずいぶんと年数が過ぎたある日、家で兄弟が日本酒を飲んでいたんです。
普段からあまり会話のない兄弟なんですが、その日は機嫌が良かったらしく、日本酒を飲んでみるかとすすめてきたんです。
和食との相性、上品な味わい
日本酒はマズイから飲みたくなかったんですが、これはいい酒なので美味しいと言うんです。
仕方がなく少しだけコップに注いでもらい、飲んでみました。すると、すごく美味しかったんです。昔飲んでマズイと思った日本酒とはまったく違います。
それから日本酒の虜になってしまい、今ではすっかり大好きなお酒の一つです。
日本酒の良さは意外にもまろやかな味がすることですね。
ビールのような炭酸ではないので、お腹が膨れにくくてご飯と一緒に飲みやすいのが魅力だと思います。
流石に日本のお酒とあって、お刺身やお寿司、焼き魚などといった和食との相性が抜群です。
もし、苦手なお酒がある人は、少し高いお酒を選ぶのが良いでしょう。
自分がマズイと思った日本酒は安い商品で、美味しいと思った日本酒がそこそこ値段の高い商品だったからです。
品質の良いものは上品な味がして、口に残らず胃もたれも少ないので、苦手を克服しやすいでしょう。