熱燗+お鍋で日本酒を美味しく感じるように|体験談
苦手だったお酒が今は大好きに!
そんな体験談を紹介しています。
苦手な理由は独特なアルコール臭
若い頃からお酒全般が苦手でした。
苦手といってもお酒に弱いのではなく、味を美味しく感じないんです。
ビール・チューハイ・日本酒。洋酒等、
「なぜみんなこんな不味いものに高いお金を出せるんだろう?」
と疑問に感じてました。
しかしこの考えは20代後半で崩れることになります。
そのキッカケとなったのは日本酒です。日本酒が苦手だった理由は、アルコール独特の臭いでした。
苦手だった日本酒を美味しく飲めるようにしてくれたのは、お鍋です。
複雑な家庭事情のせいで私が父と会ったのは成人後なんですが、父宅で食事をした際にお鍋を出されました。
その際、日本酒を熱燗で出されたんですよね。
それまでお鍋をつまみに日本酒を飲むってしたことなかったので、こういう飲み方もあるんだとビックリしました。
(祖父母に育てられたんですけど、祖父母はお酒を飲まなかったのでそういう場面に出くわしたことがなかったんです)
相性抜群!熱燗+お鍋
熱燗だと日本酒独特のアルコール風味は薄く感じました。
恐らくですが、今まで殆ど会ってなかった子供(私)とお酒を飲めるってことで、高くて美味しい日本酒を父は用意してくれていたんだと思います。
口当たりはまろやかですし、臭みもありません。
口の中にお酒を含むと、臭みのない芳醇な香りがフワ~っと広がるんです。
あれ?日本酒ってこんなに美味しく飲めたっけ?とビックリしました。
アツアツのお鍋を熱燗のアツアツ日本酒で頂いてるうちにポワポワと温かくて幸せな気持ちになり、気づけば寝てました。
(和室にコタツ置き、コタツに入りながらお鍋を食べていたので、すぐ横になれたんです)。
この一件で、お鍋+熱燗って相性良くて美味しいものなんだ~と体が覚えこんでしまたったんです。
それ以来、自分で日本酒を買ってお鍋を用意し、一人でお鍋を食べながら熱燗で日本酒を楽しむようになりました。
何度も続けてるうちに日本酒独特のアルコール風味に慣れ、全然気にならなくなったんですよね。
今では熱燗にせずとも冷酒のまま日本酒を飲めますし、お酒臭さの強い大吟醸を一番美味しいと感じるようになりました。
ビールは今でもあまり美味しいとは感じませんけど、喉が渇いてる時なら美味しく飲めるようになりました。
チューハイや洋酒は日本酒ほどではありませんが、それなりに美味しいと感じるように。
今ではお酒全般飲めるようになりましたが、日本酒というきっかけがなかったら今でもお酒は全部NGって感じだったと思います。
飲み方次第でお酒を美味しく飲めるようになったりしますし、お酒が苦手な人も変わった飲み方でアプローチしてみると良いかもしれませんね。