ビール克服、苦みにこそ味わいが!|体験談
苦手だったお酒が今は大好きに!
そんな体験談を紹介しています。
なぜみんなビールを飲むのだろう
私は、以前はビールが本当に苦手でした。
お酒は飲めないことはないのですが、ビールが苦手だったので飲み会などでする最初の注文や乾杯の際に気まずい思いをすることが多かったです。
やはり皆最初の一杯目はビールを飲むので、足並みを乱しているような気がしたのです。
なぜみんなビールを飲むのだろうと、私はやり切れなさを感じていました。
そもそもなぜ私がビールを苦手にしていたのかというと、大学生の時に初めてビールを飲んで、その味が強烈に不味かったという印象があったからです。
何回かビールを飲んだことはあったのですが、最初に飲んだ印象を変えることはありませんでした。
やっぱり苦くてまずいものだったのです。
苦さを受け入れる
社会人になって3年が経つ頃、皆がおいしそうにビールを飲むので、自分もおいしいビールを飲みたいと思うようになってきました。
皆がビールを飲んでいる中、自分だけチューハイを飲むのが我慢できなくなってきたのです。
自分だけビールをまずく感じる体質だということは考えられません。
味覚や感覚などはそこまで違うものではないと感じたからです。
自分の好きな食べ物や、おいしいと思う食べ物や飲み物は他の人とそう違うものではありませんでした。
自分は決して特別ではないと確信して思うことができたのです。
ただビールがまずいと思うこと以外はですが。
だから、ビールがまずいと思うのは体質ではなく、思い込みなのではないかというように考えるようになりました。
ビールは確かに苦いのです。そのことは間違いありません。
しかし、ビールが好きな人もビールが苦くないとは思っていないのです。
苦さは感じているのです。苦くておいしいと感じているのです。
私は苦さを否定せずに受け入れることにしました。
苦さを否定してビールを飲んでも、それはビールを否定することになり意味がありません。
私は苦さを受け入れ、ビールを受け入れることにしました。
久しぶりに飲むビールはやはりにがかったです。
それでも私は飲み続けました。
苦さを受け入れようとしました。
そうするとふと自分がビールを味わえているということに気がつきました。
そしてビールをおいしいと思うようになっていたのです。
そうすると皆がビールを飲む理由がわかりました。
ビールでしか味わえない爽快感と喉越しというものがあるのです。
そして苦味がそこに味わいというものを加えているのだということがわかりました。