【お酒】なぜやめられないのか?【結論】脳がお酒を欲しがるから
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
「お酒をいっそうのことめやたい」
あるいは、
「飲酒量を減らしたい」
と考えている人はけっこういると思いますが、なかなか難しかったりします。
気づくと、ついつい飲んじゃってた、、
みたいな。
なぜ、簡単にやめたり、量を減らしたりすることができないのか。
結論から言うと、、
脳がお酒を求める、欲しがるから、です。
なので、意志の力だけでは困難な場合があります。
今回はこのことについて解説します。
脳がお酒を欲しがるとは?
「意思」のチカラでお酒をやめることは、なかなか難しいです。
それはなぜかというと、、
アルコールは快楽
だからです。
米国立衛生研究所のギルマン博士らの、
「アルコールを静脈内注射して脳に対する反応を調べた実験」
というものがあります。
アルコールを飲む、のではなく注射です。
結果はどうだったかというと、、
脳内で特に目立った反応をみせたのは、
「報酬系」
と呼ばれている神経回路でした。
おいしいものを食べたり、何か人にしてもらったり、目標を達成した時などにある種の快感を得られるわけですが、この時に刺激されるのが報酬系の回路です。
アルコールでも、この部分が刺激されます。
通常は、自分が頑張ったり、人に何かしてもらうことで、その快感を得られますが、アルコールだとただ飲むだけでその快感を得られます。
ここでの重要なポイントは、アルコールを飲んだのではなく、注射で直接的に脳に送り込んだという点です。
なぜ重要かと言うと、お酒がやめられない理由として、
お酒がおいしい、好き、とか飲みの場が楽しいというのは一切関係ない
ということがはっきりしたからです。
お酒を飲むと気持ちが大きくなるのはなぜ?
お酒は緊張感を解きほぐしストレスや不安を減らす、という効果があります。
これは、お酒によりセロトニンという神経物質の放出を促進するからだそうです。
また、高揚感や気持ちが大きくなったりもします。
これは脳の本能的な部分(食欲、性欲、感情、衝動)が活発になるからです。
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簡単に快楽が得られるという危険性
簡単に快楽が得られてしまうので、ついついまた飲んでしまう、、。
ここで忘れてはいけないことは、お酒は依存症がある薬物の一種であるということです。
お酒を適量以上飲み続けていると、
「耐性」
ができあがります。
要は、それまでのお酒の量では同じ快楽が得られなくなっていきます。
そうなると必然的にお酒の量は増えていき、アルコール依存症の危険性が出てきます。
まとめ:脳のメカニズムを知り適量を守ろう
お酒をやめられない理由は、お酒の味が好きでとか、飲みの場が楽しくて、とかではなく単純に、
お酒により、簡単に快楽を得られるから
です。
お酒が好きで~とか楽しいから~というのは完全に後づけだということです。
意志のチカラではなかなか難しいのは、脳がお酒を欲しがるからでこの事実はよくよく考えると少々怖い気がします。
お酒は飲み過ぎると依存症の危険性が出てきます。
脳のメカニズムを知り、必ず適量を守りましょう。
適量を守るコツや飲酒量を減らす方法はこちらの記事で解説しています。
ぜひとも参考に⇩⇩⇩
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