縄文人はお酒に強かった!?実は人種によってお酒に強い弱いの傾向があった!
こんにちはこんばんわ、かーりーです。
このほど国立科学博物館などの研究チームが縄文時代後期の女性の全遺伝子情報を解析、その結果お酒に強い耐性を持っていたことが判明したそうです。
このことからも分かるように人種によってお酒に強い、弱いの傾向があるのです。
現代日本人はというと、、、。
縄文人が飲んでいたお酒とは
北海道の船泊遺跡で発掘された縄文時代後期の女性の骨の大臼歯(だいきゅうし)からDNAを採取。
保存状態がよく、今回様々なことがあきらかになったそうです。
その中でもお酒に強く、こってりしたものを食べても平気な遺伝的特徴を持っていたことも判明。
へぇ~、そんなことまで分かるんだぁと感心、でもじゃあどんなお酒を飲んでいたのだろうと気になったので調べてみると、、、
お酒の起源はどこの地域でも自然発酵によってできた果実酒です。
縄文土器の中にも山ぶどうの種が発見されたりしています。
このことから果物や木の実から造られたお酒があったとされる説が有力だそうです。
一方、最近の研究で縄文時代後期にはすでに稲作が始まっていたということも分かっており、
(弥生時代からではなく)
ひょっとすると日本酒の原型のようなものが造られ、それを飲んでいた、かもしれません。
人種による傾向
お酒に強いかどうかは、
アルコール分解時に発生する有害物質であるアセトアルデヒドをすみやかに分解できるかどうか
にかかっています。
その分解酵素が活発であるかどうかは人種によりある程度傾向が決まっています。
ほぼすべての白人や黒人は酵素が活性型で、アルコールに強く、顔も赤くなりません。
それに対し日本人などの黄色人種は、
・活性型は50%程度
・アルコールに少しは強いが顔に出やすい不活性型は40%
・全く飲めない失活性型は10%程度
だそうです。
お酒を好きかどうかは置いといて、欧米人に下戸が存在しないというのは驚きです。
人種や遺伝子で決まっているので
日本人の約10%くらいはお酒に弱く、全く飲めません。
お酒は飲めば飲むだけ強くなる、鍛えれば強くなると言われたりします。
実際、お酒に慣れた、強くなったと感じるケースがあるにはありますが、これに当てはまるのはもともと少しは飲める不活性型の40%の人達です。
矢活性型の人は何をどうやっても飲めるようにはなりません。
お酒を飲めないからと言って飲みの席を楽しめないとはかぎりません。
別のはなしです。
お酒を飲めない人は、飲みの席を楽しむためにも周りの人たちに、
「自分はお酒飲めません、苦手です」
と、宣言しましょう。
そして飲める人は、
”飲める飲めないは遺伝子的に決まっていて変える事はできないんだ”
ということをしっかり理解した上で一緒に楽しみましょう。
まとめ
冒頭で縄文人はお酒に強かった、とお伝えしました。
遺伝子解析した縄文人女性がたまたまそうであっただけで縄文人全体ではどうだったのかは分かりません。
また縄文人は日本人のルーツであることに変わりはないと思いますが、長い年月の中で渡来人など別の人種との交流もあり、ルーツといえども現代日本人とは遺伝子レベルでも同じではないと思います。
(専門的な事は分かりませんが)
勝手なイメージですが現代日本人よりは大酒飲みがいっぱいいたんじゃないのかなぁと思ったりするわけです。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
自宅でカンタンに行える遺伝子検査キットなるものがあります。
これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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