おいしく日本酒を頂くために|体験談
飲み方あれこれ!
お酒大好きな方のおすすめ&こだわりの飲み方を紹介しています。
必ず付けるチェイサー
お酒は毎日飲むわけではないですが結構好きな方で、夫が休みの前の夜などは子供が寝たあと2人で晩酌するのがささやかな楽しみです。
いつもお刺身や焼き魚などをつまみに日本酒を飲むのですが、私がいつもこだわっている、というか心がけているのが、必ずお酒と一緒に、水の入ったグラスをテーブルに置いておく事です。
日本酒を薄めるわけではありません。
いわゆるチェイサーというやつで、ウイスキーなどの強いお酒を飲むときには傍に水の入ったグラスを置いておいて、時々口直しに飲むためのものです。
日本酒でこれをやる人はあまりいないかもしれないのですが、私は今では必ず日本酒を飲むときは冷たいお水も一緒に飲むようにしています。
水がもたらす様々な良い効果
理由はいくつかあるのですが、まず第1には、悪酔いしないためです。
若い頃、塩辛いおつまみを食べながら日本酒をぐいぐい飲んでは、深夜に気持ち悪くなったり、翌日二日酔いになったりと痛い目にあっていました。
実はお酒が強くないのかもしれないと思いつつも、やっぱり大好きな日本酒は飲みたい。そんな話を父にしていたときに、時々休憩してお水を飲みながらにすれば、ピッチも上がり過ぎないし悪酔いしにくいよ、と教えてもらいました。
なんでも体内でアルコールを分解する時には、水分が大量に必要になるそうです。
合間に水分を摂る事で、その分解を助ける効果があると言われました。
たしかに、合間にお水を休み休み飲むようにしてからは、ほとんど悪酔いしなくなりました。
第2の理由としては、単純に喉が乾くという事。
お酒を飲んでいると、喉が乾くと感じることはありませんか?
これも先ほどのアルコール分解に体内の水分が使われている事が原因なのですが、そのせいでお酒を飲めば飲むほど喉が乾くという事があります。
喉が渇いた時に飲むビールなどは格別ですが、日本酒は個人的には喉の渇きを癒すために飲むものではない気がしていて、あくまで味や香りを楽しむものと思っています。
しっかりと味わって飲むためにも、お水で喉の渇きを癒すのは大切なんです。
そして最後の理由は、お水を飲むことで口の中がリセットされ、また新鮮な味わいで食べたり飲んだりできるということです。
おいしいお刺身に、その旨味を何倍にも増幅してくれる日本酒の味と香り。
何度でも繰り返したくなってしまうおいしさですが、だんだんと舌や嗅覚が麻痺してしまうとその味がわからなくなってきてしまいます。
そんな時に一口お水を飲んで落ち着くと、改めて口にする日本酒の華やかな風味がまた新鮮に蘇るのです。
お酒は、みんながそれぞれ好きなように楽しめば良いもので、特に決まりはありません。
人から見ると邪道な飲み方でも、自分が美味しいと感じて、体の負担にならなければ良いと思います。
量は多く飲む必要はないので、味わっておいしく飲める飲み方を探してみると良いかもしれません。