ビールがこんなに美味しいものだなんて!|体験談
苦手だったお酒が今は大好きに!
そんな体験談を紹介しています。
苦手だったビール特有の香り
私はもともとビールが大の苦手だったのですが、本当につい最近になってそれが嘘だったかのように克服することができました。
ビールを苦手だと思い始めたのは、21歳で初めて口にした時です。
それまでの私は、カルピスサワーやカシスオレンジなどジュース感覚で飲めるお酒が大好きで、そのようなものしか手にしたことがありませんでした。
でも同級生たちからは、
「女々しい」
だとか、
「ガキっぽい」
という言い方をされてしまい、そのときはムキになってビールを注文してしまったのです。
するとこれが驚くほど美味しくなく、一瞬で気持ち悪くなってしまったのを覚えています。
特に私が苦手と感じたのは、ビール特有の麦芽の香りでした。
よくCMなどではこの香りを売りにしている商品を見ますが、当時は何が良いのか全く判らなかったでした。
口元に運んだ瞬間に独特のあの香りが鼻を刺し、それ以降もずっと私の中から苦手意識は消えませんでした。
世界が広がる感覚
そんなビール嫌いの私に転機が訪れたのが、ほんの1年前くらいの話です。
ある日会社の上司と飲みに行った際に、私のビール嫌いが話題になりました。またガキっぽいと言われるかもと、このときは冷や冷やした記憶があります。
ですが上司の1人がそのことにとても共感をしてくれ、自分も昔は嫌いだったと話を聞かせてくれたのです。
そして、まずはビアカクテルから試したらどうだと薦めてくれました。
日頃から炭酸飲料は大好きだったものですから、結果的にこの挑戦が私のビール嫌いを克服するきっかけとなります。
その後徐々に炭酸飲料の割合を減らしていき、純粋なビールに近付けて飲むようにしたところ、あっという間に普通のビールでも飲めるようになりました。
特に仕事で嫌なことがあった後に、しっかりと冷やして飲むビールは最高です。
あれだけ毛嫌いしていた香りも、今では良い香りとして感じられていますし、ビール工場の見学にも興味が出るくらいにまで変われました。
私が感じているビールの魅力としては、幅広いおつまみに合うという点だと思っています。
それまで私はジュース感覚で飲めるお酒にしか手を出していなかったので、どうしても枝豆や揚げ物などとはミスマッチな部分がありました。
ところがいざビールが飲めるようになると一緒に食べるおつまみを選びませんし、相乗効果でそれらのおつまみもより美味しく感じるのです。
また、色々な種類のビールがあるので、気分によって飲み比べするのも楽しいです。
例えば訪れる居酒屋それぞれで出しているビールが違ったり、そうした視点からお気に入りのお店を探すこともできるようになりました。
ビールを飲めるようになったおかげで、人前でお酒を注文するのも堂々とできています。
本当に味覚の幅が広がっただけでなく、世界そのものが広がった気がして、ビールを飲めるようになったことでここまでメリットがあるとは驚きました。
こういった私の経験から、お酒が苦手な方には最初に何かで割ってから飲んでみるのをおすすめします。
私の場合はビアカクテルから入りましたが、お酒そのものが苦手ならジュース感覚で飲める種類から手を出してみてください。
人付き合いもしやすくなりますし、お酒が飲めると良いことも沢山あります。
1人でも多くの方がお酒を克服できるよう、私も心から応援しています。