お酒の飲み方に変化が!?「とりあえずビール」はもう古い⁇
乾杯は必ずビール、お店に着くなりメニューは見ずに、
「とりあえずビール」
なんていう時代がありました。
でも、現在はお酒の多様化が進み、昔ほど
「人数分ビールで」
なんて言葉は聞かれなくなりました。
どの分野でもそうですが、お酒も味の細分化が進み、個が重んじられるようになったということでしょうか?
今回は最近のお酒に対する意識の変化について見ていきましょう。
なぜ「とりあえずビール」なのか
「とりあえずビール」は日本が戦後復興し、豊かになっていった高度経済成長期にビールという飲み物が一般大衆化していった頃から用いられるようになった
そうです。
長い歴史があるわけです。
またビールは食前酒としても最適です。
それ程きつくない炭酸が胃を刺激、ポップの苦みは食欲増進作用があります。
アルコール度数自体4~5%と低いというのもあるでしょう。
こういった事を知ってか知らずか、ビールは一杯目、乾杯に飲むお酒として定着しました。
お酒に対する意識の変化の背景
最近は乾杯はビールで、という風潮ではなくなりつつあります。
時代の流れなのでしょうか?
バブル崩壊後、景気は低迷、それにともないより安価な第3のビールなるものが登場、ハイボールやチューハイもブームとなりました。
健康志向の観点からワインの需要も高まり、マリアージュという概念も定着しました。
要はいろんなお酒を楽しめる状況になっていったので、
「別に乾杯はビールじゃなくてもよくない?」
という意識に変わっていったのだと思います。
乾杯は、ビール派Vs自分の好きなもの派
とはいえビール好きやまあ飲める、という人にとっては乾杯はビールで、という人はまだまだ一定数います。
乾杯はビールが最適な理由の1つに提供スピードの速さというのがあります。
注ぎ入れるだけなのであまり間延びしません。
「人数分ビールで」だと提供する側もずいぶん楽です。
個人的には飲みたいものを飲めばいいと思います。
ただ自分だけ他のものをオーダーし、それが時間がかかってしまうと結果乾杯を遅らすことになってしまうので申し訳なく思う人もいます。
中にはそんな思いはしたくないので嫌いで飲みたくないけど周りに合わせてビールにする人もいるでしょう。
「みんなで乾杯するまでは口をつけてはならない」という暗黙の了解が横たわっています。
仕方がないのでしょうか?
まとめ
昔は
「いやいや、乾杯はビールでしょう」
という人だらけだったイメージですが、今はそんなことはありません。
「自分はビールにするけど君は?」
的な人が増えてきていると思います。
そう、飲みたいものを飲めばいいのです。
本当にいろんなお酒を手軽に楽しめる時代になりました。
お酒好きには嬉しいかぎりですが、くれぐれも飲み過ぎないようにと毎回肝に銘じるわけです。
自分の体質はアルコールに対してどのようなものなのか気になるところです。
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これが一体どういったものなのか、気になったので試してみました。
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