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ハイボールの美味しい作り方&おすすめウイスキーを紹介!

こんにちはこんばんわ、かーりーです。

手軽に楽しめるお酒!と言えばビール、、、

ではなく今やハイボールということになるのでしょうか。

一過性のブーム(で終わると思っていました、すみません)などではなくその地位を確立しています。

なんてことはないただのウイスキーのソーダ割りなのですが、シンプルがゆえに奥が深い。

今回はそのハイボールのおいしい作り方についてです。



ハイボールとは?その語源


今や、

「ハイボール=ウイスキーのソーダ割り」

ということで定着しています。

でも、元々はベースのお酒をソーダにかぎらず、トニックウォーターなどの炭酸飲料、さらにはソフトドリンクなどアルコールの含まれていないもので割ったもの全般を指す、カクテルの名称でした。


なぜハイボールというのか。

その由来は諸説ありますが、ここでは有名なもの2つを紹介します。

➀イギリスのゴルフ場で自分の打つ順番を待っている間ウイスキーを楽しんでいた人がいました。

順番が回ってきたのを知らされ、慌ててチェイサーにウイスキーを入れて飲んだところ、非常においしかったそうです。

そこへたまたま他の人が打ったボールが飛んできたことから、、、。



➁その昔、アメリカの鉄道ではボール信号というのが使われていたそうです。

ボールが上へあがっていれば「進行」、さがっていれば「停止」。

駅員が隣駅のボールを望遠鏡で見ながらバーボンをチビチビやっていました。

ふと見るとボールがあがっており、列車が来るという事で慌ててソーダを入れて飲み干したことから、、、。



とりあえずはどちらも慌てっちゃっていますね~、

今のところの定説は➀のゴルフ場説だそうです。




ハイボール、人気の理由


注文の一発目は、

「とりあえず生!」

でしたが、近頃じゃ、

「とりあえずハイボール!」

という言葉も定着しつつあります。

ブームで終わらずしっかりとその地位を確立しています。

その人気の理由はいろいろあると思いますが(一番はやっぱ小雪の動画かな?)、個人的には味わいそのものにあると思います。

僕が考える人気の理由はこんな感じ。

・甘くなく、手軽にサラッと飲める

・ジンジャーエールやコーラとの相性も良い

・度数の調整ができる


甘くなく、手軽にサラッと飲める

例えば飲み放題とかで生ビールを2、3杯飲んだ後、

次何飲もうかな~ってなった時にハイボールがメニューに含まれていないと大変に困るわけです。

カクテルは基本甘い、甘いのは飲みたくない。

場の雰囲気としてワインでも焼酎でもない、手軽で度数も低くサラッと飲めるヤツを、、。

ハイボールがなければ、飽きたなーと思いつつも仕方がないからまたビールを飲むわけです。

そういう意味ではハイボールというのは味わいとして丁度いいというか、空いていたポディションにうまく入り込んだというか、個人的にはそういう印象です。

ビールの苦みがダメ、甘いのも苦手、お酒自体は好きという人結構いると思います。

そういう人達がサラッと手軽に飲むには持ってこいです。

ジンジャーエールやコーラとの相性も良い

ソーダではなく、ジンジャーエールやコーラで割ったバージョンもあります。

どちらも当然ウイスキーとの相性は良いです。

適度に、

「お酒感”を感じられるジンジャーエールやコーラ」

といった雰囲気で女性にも人気です。

度数の調整ができる

濃いめ、薄めで度数の調整も簡単にできます。

もともと蒸留酒は飲み方のバリエーションが豊富です。

その利点をフルに生かし、多くの人の味の好みに対応しています。


この辺りが人気の理由じゃないかと思います。

レシピで適量?ベースのお酒とグラスの関係


少し話がそれるようですが、これからカクテル(ハイボール)を作るにあたり、言っておきたいことがあります。

それは、

レシピにおいて適量なんてあえりません

ということです。

カクテルブックを見てみるとよく適量という文字を目にします。

ロングカクテルに多いのですが、ベースはしっかり30mlだとか45mlだとか書いてあります。
でも、アップするソフトドリンクなどは適量とあります。

適量??

例えば同じカクテルで、ある本にはベースが30ml、違う本では45ml、これ自体は特に問題ないのですがどちらもアップするソフトドリンクは適量、、、。

なんだか違和感を感じてしまいます。

グラスの違いによって全体の容量が変わってくるのでこういった書き方なのでしょうか?

だとしてもベースの量は明確に示されています。

ということはグラスの容量の違いによって味が変わってくるということです。

果たしてこれをレシピと呼べるのか?

初めて作る人、初めて飲む人には基準となる味というものが必要です。

基準があって自分なりの微調整もできます。

これでは(そのカクテルブック内での)正しい味が分かりません。


一番良いのはベースのお酒の量とともに用いるグラスの容量を指定することだと思います。

ちなみに氷をグラスにガチ詰めしたとき、、

・10オンス(≒300ml)のグラスだとベースのお酒は30ml

・12オンス(≒360ml)だとベースは45ml

でソフトドリンクをグラスの8分ほど満たせば、ベースのお酒とソフトドリンクの割合はちょうど1:2になります。



お家でカクテルを作る時にはぜひ参考にしてみて下さい。

ハイボール美味しい作り方


ではいよいよおいしい作りです!

(できればバースプランとメジャーカップがあればなおよいです)

グラスは12オンスを使って、ウイスキーの量は30mlとしましょう。

➀グラスに氷をガッチリ詰める。

➁ウイスキーを30ml入れる。

➂ここで一旦ステア(混ぜる)、ウイスキーとグラスを冷やす。
(氷が沈んだ時は追加しましょう)

➃ソーダを氷に当たらないように隙間を見つけて直接ウイスキーに当てる、注ぐイメージでグラスの8分程満たす。
(氷に当てないようにすることである程度自然に混ざってくれます)

➄バースプーンを静かにグラスの下の方までつっこみ、氷を軽く持ち上げる。


この量で作るとウイスキーとソーダの割合は1:3になります。

濃すぎず薄すぎず、ちょうど良いかと思います。

濃い目に作りたい場合はウイスキーの量を45mlにすると1:2となりいい感じに濃くなります。


ハイボールにぜひ!おすすめのウイスキー

  



ハイボールのウイスキーといえば、、

サントリーの角瓶、

トリス、

ニッカウイスキーのブラックニッカ、

などが定番ですが、改めてハイボールに適したウイスキーとはどのようなウイスキーなのでしょうか?


それはズバリ、、、

自分が飲んでおいしと思うウイスキーです!(ずるい??)



ウイスキーが違えば味わいも当然違います。

飲みなれていなかったり、銘柄が違っても馴染みがなければ例えば国産のブレンデッドウイスキー同士だとイマイチその違いが分からないかもしれません。


ここで提案したいのは明らかに味わいが違うであろうウイスキーのハイボールを飲み比べてみてる。

そして、自分好みのハイボールを見つけてみようということです。

5つ紹介します。

機会があれば飲み比べてみて下さい。

いろんな発見があり、自分好みのハイボールが見つかる手掛かりになると思います。



【国産ブレンデッド→角瓶】



【国産シングルモルト→山崎】



【スコッチブレンデッド→バランタイン】



【スコッチシングルモルト→マッカラン】



【バーボン→メーカーズマーク】




すべて代表的なもので大変分かりやすいと思います。

ここから派生していって自分好みのハイボールをみつけちゃいましょう。

ちなみにシングルモルトウイスキーを、

ソーダで割るなんて、

ロックかストレートだろ、

っていう意見あったりしますが、そういうのはあまり気にしないでいきましょう。

だって山崎やマッカランで作ったハイボール、、、めっちゃおいしいですもの!

飲みたいように飲みましょ。

まとめ:美味しいハイボールに出会おう


●ハイボールの人気の秘密は飲み方のバリエーションが豊富であらゆる人の好みに対応できるところ。

●カクテルレシピにおいて適量などありえない。

●いろんなウイスキーのハイボールを試してみて、好みのハイボールに出会おう。


今回紹介した作り方でハイボールを作ればおいしく仕上がります。

あとは自分好みに微調整を加えていきましょう。




管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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