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日本酒の奥深さ、自分に合った飲み方を知って|体験談

苦手だったお酒が今は大好きに!

そんな体験談を紹介しています。


どうも日本酒だけは好きになれず

出産と同時に専業主婦になったので、お酒を飲む機会は減りましたが、会社勤めをしていた頃は、周囲にお酒好きの人が多く、毎週のように飲み会があり、私も人並み以上に飲む方でした。

当時飲んでいたのは、ビールか酎ハイです。

男性の先輩社員や上司には、日本酒好きの人が多く、お酒の強い女性陣は一緒に日本酒を飲んでいましたが、私は日本酒は苦手でした。


日本人なら、やっぱり日本酒だ、とか、アルコールにはそこそこ強いんだから、日本酒だって飲めるはず、と何回か勧められましたが、まず匂いが苦手です。

お酒を温めて飲むことも、何だか妙な気がしていました。

私は飲みながらも、しっかり食事もしたい方だったので、飲むことがメインとなる日本酒は敬遠していました。

心からおいしいと思える飲み方に出会い、


日本酒を美味しいと思ったのは、30代になってからです。

私の父も日本酒好きで、家では熱燗で晩酌という古風なタイプでしたが、お正月に帰省した際に、珍しく熱燗ではなく、冷や酒を飲んでいました。

お前も飲んでみるか、と言われ、少しだけ貰うと、日本酒独特のツンとくる匂いがせず、するりと喉を通りました。かなり辛口のお酒でした。


その時ようやく気が付いたのですが、これまで勧められては試していた日本酒は、甘口の物が多かったのです。

おそらく、女性だからということで、甘口の日本酒を選んでくれていたのでしょう。

熱燗で飲むと、甘みが一層強調されるようで、どうにも美味しいと思えませんでした。

辛口の日本酒を冷やで飲む方が私には飲みやすく、これまでに気が付かなかった味わいがありました。

日本酒を冷やで、というと、大酒のみに見えるそうですが、日本酒が飲めるようになったことで、職場の飲み会ではおじさん世代のウケもよくなりました。


日本酒は、日本におけるワインのようなものだと思います。

それぞれの地元で有名な地酒があって、蔵元があって、一生かかっても飲みつくせない数の日本酒があります。

そして、どれもが個性的です。日本酒の名前もバラエティ豊かで楽しく、名前で選んでみたら、想像通りの味だった、ということもありました。


最近また日本酒のよさが見直され、女性向けの日本酒が販売されたり、ボトルのデザインがお洒落な物も増えています。

ワインの方がお洒落、と思っている人も多いと思いますが、日本人ならやっぱり日本酒、と今では私も思うようになりました。


ムリに飲む必要はありませんが、ワイン感覚で試してみると意外としっくりくる味が見つかると思うので、飲まず嫌いを一旦やめて、日本酒の素晴らしさを若い世代にも女性にも知ってほしいと思います。








管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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