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【お酒】好きになる方法やその見つけ方


こんにちはこんばんわ、かーりーです。

お気に入りのお酒がいくつかあると楽しいものです。

いろんな場面で飲み分けちゃったりなんかできるからです。

そして、お酒を飲みはじめだったりすると、いろいろ飲んでみたいと思うものです。

でも、種類が多すぎて何が何だかよく分からないという方いると思います。

今回はお酒を好きになる方法や好きなお酒を見つけるための知識と考え方についてです。



お酒の種類を知る


まず、基礎的知識としてお酒は大きく3つに分類されることを知っておきましょう。

この3つです⇩⇩⇩

・醸造酒

・蒸留酒

・混成酒


醸造酒


酵母菌が糖分(ブドウ糖)を食べてアルコールと二酸化炭素を発生させます。

それをそのまま飲むお酒のことです。

(もちろん、ろ過や殺菌などはします)

原料に糖分が多く含まれていれば(ぶどう、りんごなど)そのまま発酵させることができます。

原料に糖分がない場合はデンプンを麹菌などや穀物を発芽させるなどして糖化してから発酵します。



蒸留酒


醸造酒を蒸留して作るお酒のことです。

水の沸点が100度、エタノール(アルコール)の沸点が78.3度です。

エタノールが溶け込んでいる液体(醸造酒)を加熱するとまずエタノールだけ早く蒸発します。

この蒸気のみを集め、冷やし、再び液体に戻すと度数の高い液体になっています。

これが蒸留酒であり、原理です。

混成酒


醸造酒や蒸留酒をベースに果実や薬草、ハーブ、スパイスなどの成分を配合したお酒のことです。

ちなみにリキュールは蒸留酒をベースにしているものなので混成酒の一つです。

混成酒=リキュールではありません。

●醸造酒→ワイン、シードル、日本酒、ビールなど

●蒸留酒→ウイスキー、ブランデー、焼酎など

●混成酒→リキュール、ベルモット、梅酒など



詳しくはこちらの記事で⇩⇩⇩


お酒を好きになる方法や見つけ方あれこれ


いくらなんでも、やみくもに手当たり次第飲みまくる、、、

わけにはいきません。

なのでひとまずはとりあえずの”とっつき”となるようなものが必要です。

「このお酒好きかも」だったり、

ソフトドリンクや好きな食べ物から自分の好みの味の傾向を知るだったり。

そこから派生してお酒につなげていけばいいわけです。

好きになる方法や見つけ方はこんな感じ。

・種類で探す

・原料やレシピを知る

・飲み方を変えてみる

・飲み方のスタイルを変えてみる

・バーデビューする

・自分でつくる


種類で探す


自分が良く飲むお酒や好きかもと感じたお酒が合った時、

先ほど説明したお酒の種類の中でどれにあたるかを知りましょう。

好きなもの、気になるものが例えば醸造酒なら醸造酒の中でまた違ったものを試してみるという方法。

要は製造方法が同じなら、自分のカラダに合っているという可能性があります。

ワインや日本酒はけっこう飲むけど、ハイボールは飲めない、という人たまにいます。

おそらくこういう人は体質的に蒸留酒は合わないのではないかと思われます。

逆もしかり。

ウイスキーロックやストレートは平気なのに、日本酒は少し飲んだだけで酔いがすぐ回る人もいます。

こうなってくるともはや度数は関係ありません。

おのおの、醸造酒向き、蒸留酒向き、混成酒向きというのがあります。

体質的に合っていればカラダが自然とそれを求めるはずです。

今飲んでいるお酒がどの種類のものなのか知ることはとても大事です。

原料やレシピを知る


そのお酒をおいしいと思ったなら中身は何だろうと考えるのは自然です。

人に聞いたり調べたりすると思います。

それだけでもじゅうぶんではあります。

でも原料やカクテルレシピを知った上でさらに、

「結局自分はこのお酒の何が気に入っているのか」

と改めて考えるとおもしろい気付きがあるかもしれません。

味うんぬんよりも単に香りが好きなだけかもとか、

甘ければ何でもいいと思っていたけどレシピを見てみると少量のレモンで味引き締めてんなーとか、

甘いのはいいけど、甘ったるいのは好きじゃないんだな、とか。

今まで知らなかった自分に出会う気がして(大げさ??)楽しいです。

飲み方を変えてみる


お酒を飲み始めの頃、ウイスキーはどちらかというと苦手でした。

ハイボールはまあ何とか飲めるが、水割りは全然おいしくないと思ってました。

この時点での思考回路は水割りでこんなにマズいんだから、ロックとかストレートは絶対無理だろう、でした。

ですがある時、ハーフロックを飲みました。

それがひどくおいしく感じて、、

それ以来、ウイスキーうまいかも!と思うようになりました。

そしてじょじょにロック、ストレートと移行していき、今では大のウイスキー好きです。

ただ、水割りに関しては今でもおいしいとは思えません。

これで気付いたことは、僕自身、お酒は味が濃い物の方が好きなようです。


このように飲み方を変えるだけで、まあ何とか飲めるを通り越して大好きになることだってありえます。

飲み方を変えるといっても確かに水やソーダで割ったり、ロックだとかストレートだとかは蒸留酒の特権のように感じられます。

でも結局のところお酒は飲みたいように飲めばいいのです。

その最たるものがカクテルです。

飲みたいようにを追求しすぎてやり散らかして、収拾がつかなくなってるようにも見えます。

(言い過ぎ??)

白ワインをソーダで割るスプリッツァーというカクテルもありますし、

ベルモットをトニックウォーターで割り、レモンやライムを絞るというのもなかなかいけます。

先入観にとらわれずにいろいろな飲み方を試してみる。

結局は飲んでみなくちゃ分かりません。

僕の場合、あの時ウイスキーのハーフロックを飲んでいなければ、今でもハイボールなら何とか飲めるどまり。

ウイスキーの魅力には気付いていなかったかもしれません。

飲み方のスタイルを変えてみる


飲み方を変えるに似てるかもですが、、、

例えばグラスを変えるだけでもその味わいは変わっていきます。

脚付きのものやグラスの縁が厚いのか薄いのかで同じお酒でも感じ方が変わるから不思議です。

あと、昼に飲む、野外で飲むとか。

シャンディガフのおかげでビール好きになりつつあった時期、夏、浜辺で缶ビールを飲んだことがありました。

最初の一口がのどを通過した瞬間、完全にシャンディガフを卒業しました。

夏、昼間、野外、浜辺。ビールを好きになるシチュエーションとしてこれ以上のことがあるのか!?

というくらい完璧でした。

今でも休みの日昼間飲むお酒は格別です。

非日常だからでしょうか。

いつもとは違うシチュエーションで飲むと新たな発見があると思います。

5、バーデビューする


これが一番てっとり早いかもしれません。

バーテンダーに自分の好みを伝えて作ってもらう。

お酒に関することなら何でも答えてくれますので利用しない手はありません。

とはいえ

「バーデビューなんて無理~!」

と思ってる人いるんじゃないでしょうか。

そんな方はこちらの記事を⇩⇩⇩



自分で作る


お酒そのものを原料から作るのはさすがに無理だと思うので、ここではカクテルに関してです。

手っ取り早くはないかもしれませんが、確実です。

自分好みに微調整できるからです。 

好きなお酒があるなら思い切って一本買っちゃっう。
ついでに副材料(割るためのソフトドリンクやレモン、ライムなど)と氷も手に入れてお家で作っちゃいましょう。

慣れてきてお酒を増やしていけば幅がどんどん広がります。

ちなみにネットや本などのカクテルレシピを参考にすると思います。

でも鵜呑みにしてはいけません。

レシピ通り作ってもおいしくないことは多々あります。

何度かテイスティングし、自分流のレシピに書き換えてしまいましょう。

自分がおいしいと思ったモノが正義です!

制約はありません。自由でいいのです。

自分で作ることで本当の自分の好みというものが分かってくると思います。




まとめ


●お酒は大きく3種類、醸造酒、蒸留酒、混成酒に分けられる。

●好きなお酒やよく飲むお酒などでとっかかり、基準を見つけそこから派生させていく。

●好きなお酒の中身を知る事で、より細かく自分の好きなお酒の傾向が把握できる。

●同じお酒でも飲み方、シチュエーションを変えることで、また違った味わいになる。

●先入観は捨てて、とにかく飲んでみる。

●バーへ行くのが一番手っ取り早い。

●カクテルは自分で作れば微調整ができるので確実。


結局のところ、飲んでみんことには口に合うのか合わないのかはわかりません。

まずは先入観を捨てることでしょう。

またお酒に関する知識はないよりはあったほうが自分のお気に入りを見つける近道になるでしょう。

そういった情報も随時お届けしていきたいと思います。

好きな、お気に入りのお酒を見つけることができれば、一生モノにだってなりえます。

ぜひ、参考にしてみて下さい。









管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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