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お酒に強くなる方法ってある?【結論】強くならなくていいです





こんにちは、こんばんは、かーりーです。

お酒に弱い人で強くなりたいと思っている方はけっこういると思います。

その理由としては、、

・飲めないと場の空気が悪くなる

・飲める方が得な気がする

・行きたい店があるけど飲めないから行きづらい、躊躇してしまう、、

などなど。

なので飲めないより飲めた方がいいと考えがちです。

そこでお酒に強くなる方法をということなのですが、、

結論からいうとお酒に弱い人が強くなる方法はありません。

体質、先天的なものなのであきらめましょう。

そして何より強くならなくていいです!
これをこの記事では一番言いたいわけですが、、、。

今回は強くなる方法を探すより(どの道ないし)考え方を変えていきましょうという話です。


お酒に強くなる方法、、ありません


お酒を飲めないと何となく損をしているというか、肩身が狭いというか、そんな思いから強くなりたいと思う方は多いはずです。

しかし、残念ながらお酒に強くなる方法はありません。

お酒に強いかどうかはアルコールやアセトアルデヒドという有質を分解する酵素が活発かそうでないかで決まります。

これは親からの遺伝など生まれつき決まっていて先天的なものでどうにもならないからです。


いろんなサイトを見て調べましたが、どれもお酒に強くなる方法というより酔いにくい飲み方、二日酔い対策のようなものに終始しているように思いました。(←強くなる方法ではない)

強くなる方法を知りたい人にとっては何だかピンと来ないはずです。

つまりは有効な方法なんてない、ということ。


反論として、いやいや、元々弱かったけど、強くなったしとか、長い間飲んでいなかったら弱くなったし、とか、ということは強くもなるし弱くもなるんじゃないという意見があると思います。

確かに実際強くなるということはありえます。

でも、強くなった、飲めるようになったという人はそもそも遺伝子的にはそこそこ飲めるタイプの人なわけで、、。

ハナから弱い人が強くなることはありません。

じゃあとりあえず、今は弱いけど、実は強い、あるいは飲めるタイプかもしれないから、ちょっと無理してでも頑張って飲んでみようかしら、と思ったあなた、、、

それはくれぐれも止めてください!

強くなったように感じるメカニズムを知れば、無理して飲もうなんて思わないはず。


強くなったと感じる原因は、、

アルコールの分解が追い付かなかなくなってくるとそれまでアルコールを分解していた酵素とは別の全く違う酵素(ミクロソームエタノール)が現れて分解を助けてくれることが近年の研究で分かっています。

この酵素はお酒を定期的に飲めば増えるものだそうです。←強くなったと感じる原因

➀既存の酵素では分解が追い付かない。

➁アルコールはカラダにとって有害だから一刻も早く分解し排出しなければ。

➂分解を手助けしてくれる酵素の登場=カラダにとって緊急事態。

要はカラダとしては無理してるということです。

そしてこの手助けしてくれる酵素が働けば働くほど活性酸素が増えることも分かっています。

活性酸素とはガンや老化、脳細胞の破壊を誘発するものです。

無理した代償として活性酸素を発生させてしまうのです。

活性酸素を増やしてまでお酒につよくなりたいですか?






まとめると、、

・お酒に強くなる根本的な方法はない。

・強いか弱いかは遺伝的に決まっていてどうにもならない。

・お酒を飲んでいくうちに強くなるということは実際起こりうる。

・しかし、それで飲めるようになる人はもともとそれなりに飲める人。

・そしてこの行為は活性酸素が発生してしまうという大きなリスクが生じる。

・飲めない人がお酒を定期的に飲んで強くなろうという戦略はおすすめしない。

・全く飲めない人は何をどうやっても飲めないまま。



楽しみながら適量の範囲内でいろいろとお酒を楽しむのは良いですが、強くなりたいからとか、お酒に慣れるために無理して飲む、といったことは、よろしくありません。

でも自分はお酒に対して強いのか弱いのか分からない、それを知るためにとりあえず飲もうとしている方、それは一旦やめてこちらの記事をどうぞ。


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お酒に強くならなくてもいい理由

お酒を飲める方がいろいろとメリットがあり、いいように思いますが、結論、つよくならなくていいです。

その理由が下記です。

➀飲み過ぎれば健康を害する。

➁お酒代がかかる。

➂時に時間を奪われる。

➃楽しみ方はお酒以外にもある。

➄「飲まない方がカッコイイ」というのが世界のトレンド。

⓺実は日本人の大半はお酒に弱いタイプ。

⓻今後、ノンアルコール市場が拡大しそう。

こういった感じ。
解説していきます。




➀飲み過ぎれば健康を害する

僕の立場としてはお酒は適量の範囲内なら大いに楽しみましょうというものです。

ただ、この適量の範囲内というのが非常に難しく多くの場合守られないものです。

結果、健康を害します。

飲めない人、弱い人、飲まない人はこういった心配がありません。

➁お酒代がかかる

言うまでもなくお酒の種類や飲む量によって変わりますが、お金はそれなりにかかります。

➂時に時間を奪われる

飲みだすとついつい時間を忘れて、いつのまにかこんな時間、ということはよくあります。

また二日酔いで苦しんでる時間、、本当にもったいないです。

時間をしっかり管理し、人生を充実させたいのならこの際、お酒は弱いまま、あるいは飲まない方が良いのかもしれません。


➃楽しみ方はお酒以外にもある

飲み会というネーミングがよくないのかなと思いますが、目的はお酒を飲むことではなくその場を楽しむことです。

楽しみ方はこちらの記事にまとめてあります。



➄「飲まない方がカッコイイ」というのが世界のトレンド

お酒の消費量は年々減少傾向にあります。

世界的にも健康志向の流れでお酒をやめていろんなメリットがあったといった記事をたびたび目にするようになりました。

「飲まないことがクールでかっこいい」という感覚が浸透しつつあるように思います。

⓺実は日本人の大半はお酒に弱いタイプ

お酒を飲める人の方が何だか優位で幅をきかせているようですが、日本人は飲めないタイプの方が多いのです。

「私、お酒飲めません」と勇気を持って最初に宣言するのもけっこうありだと思います。
同調してくれる人がいるはず。

⓻今後、ノンアルコール市場が拡大しそう

お酒の消費量は減少傾向にあり、健康志向の流れであると述べました。
ここから考えられるのは今後ノンアルコール市場の拡大が予想されるということ。

単にソフトドリンクやノンアルコールカクテルの充実だけではなく、料理に合ったドリンク(ペアリング)の追求がなされ、そういった商品、メニューの開発がなされるでしょう。

確かに料理に合ったノンアルコールドリンクという発想、ありそうでなかったものです。

今後この市場は伸びていくと言われています。



まとめ:どうやって楽しもうかを考える

いかがでしょうか?
別に無理に強くならなくても良くないですか?


お酒が好き、って人は適量の範囲内で楽しめばいいし、飲めない人はそれはそれで飲める人と同じくらいの、長い目で見れはそれ以上の(健康面など)楽しみというかメリットがあります。

飲めた方がいい、飲めた方がカッコイイという感覚はもはや過去のものです。
ノンアルコール市場も拡大することですし(多分)、無理せずそのままの感じでいきましょう。


ちなみに体質的にアルコールには強いのだけども味とか風味とかお酒自体がおいしいと感じられず飲めない人もおられます。

そういった方はこの記事をどうぞ!



目的はお酒を飲むことではなくその時間を有意義に楽しく過ごすことです。


お酒はそのためのツールにすぎず、一番重要なものと考える必要は全くありません。

食事や飲み会などどうやって自分なりに楽しんでやろうと考えるのが一番だと思います。









管理人 かーりー

鹿児島在住、元バーテンダー。
趣味はお酒、読書、音楽鑑賞。この3つがあればとりあえず人生OKと思っている。40代、独身。

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